日本の原風景が今も残る場所、青森県三戸郡新郷村。
十和田湖の東側に緩やかに広がる人口3,000人ほどの小さな村です。
昔ながらののどかな田園風景が広がり、
山間を流れる川のせせらぎや緑豊かな戸来岳の山々に囲まれて、
訪れた人をだれでも優しく受け入れてくれます。
人とのつながりや思いやりにあふれるこの村は、
孫が生まれりゃ皆で喜び、困ったことがあっても皆で助け合う。
3キロ離れた家だってご近所さんで、孫の名前だって皆わかります。
近所の子供は自分の子供と同じようにかわいがり、
地域全体が子供を守る、まさに日本の「正直村」。
人も自然も豊かさに包まれるこの村で、
農家が家族の分だけ作ってきたお米があります。
夏の燦々と降り注ぐ太陽。
新郷の大地を駆ける風。
戸来岳にしみ込み、長い時間を掛けてろ過され
麓にこんこんと湧き出たきれいな天然の湧き水の恵みと、
有機資源センター新郷で作られた
豊富な有機質の堆肥をふんだんに使用し栽培されたお米です。
現在では「手間が掛かるから」と機械乾燥をするところがほとんどの中、
稲を組んで積み上げる「野積(のづみ)」の技法で天日干しをし、3~4週間ゆっくりじっくり自然に乾燥させる新郷のおいしいお米「ゆる~り天日米(てんぴまい)」。
「野積」は穂がしっかり乾燥するように風向きや日当たりも計算された、まさに先人たちの知恵がつまった伝統の米作り。そして、「天日干し」をすることで、機械乾燥で失われがちなお米の旨み成分(のり層)がしっかり残り、お米本来の旨みや風味、食感を味わうことができます。
お米は、精米したてほどおいしいと言われています。
「ゆる~り天日米」は注文を受けてから精米をするので、鮮度が保たれたおいしいお米をお届けすることができます。
また、お米にもそれぞれ特徴があるように、「ゆる~り天日米」にもおいしい食べ方があります。この食べ方でよりおいしいお米を味わってみてください。
放射能による健康影響を心配されている方へ
青森県が実施した放射性物質のモニタリング調査の結果、新郷村から放射性物質(セシウム134、137)は検出されておりません。安心してご購入下さい。
⇒平成25年産米の放射性物質検査結果(PDF:1.92MB)
新郷村はそこに暮らす人やおいしいお米づくりに
日本人が忘れかけている真心があるから、
「ゆる~り天日米」には、ゆる~りあたたかいおもてなしが詰まっています。
農家の家族分だけ手間ひまと愛情を込めて作ってきた自慢のお米。
あふれた分で儲けようではなく、あふれた分は皆に"おすそわけ"。
たくさん作れないけどおいしい「ゆる~り天日米」を、ぜひ食べてみてください。