9月7日に五所川原市市浦村に、脇元岩木神社大祭を見に行ってきたのでそちらをレポートします。市浦のお隣は小泊と十三湖、五所川原と名がついているからと言って北津軽の真ん中をイメージしないでくださいね。日本海の方です。
岩木山から遠かった五所川原市市浦脇元地区には、旧暦の8月1日に霞山と呼ばれる標高152mの山を岩木山に見立て参詣する習俗がるのだそうです。市浦地区の霞山には岩木山神社があり、別名脇本岩木山と呼ばれているそうです。宵山とはその参詣の前の日に行われる前夜祭のようなものです。
市浦脇本地区の子供たちによる、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛を願う奉納「脇元子馬踊り」です。つけてますね「ドリフの白鳥」のような子馬の装飾品が、かなり激しいです。子馬と一緒に子供たちも元気いっぱい。
会場には、畜産物(豚とか)の輸送用のトラックで乗り入れました。トラックに乗ってきたときは一緒に取材した成田さんと驚愕しましたが、村の中の移動ということでOKとしてください。
次の日、参詣が行われる御山の参拝道には、提灯が頂上まで灯されております。真っ暗な山道に提灯は、どこか異空間を感じさせて「ゲゲゲ」な感じです。少し肝試しのような参拝道。
遠目に日本海の海のさざ波、頭上には満点の星空で露店の焼き鳥と一升瓶のお酒飲んでるような市浦村脇本地区のお祭り、お呼ばれしたら「あっ行く行く!!」と遊びに行きたくなる雰囲気です。
宵山の始まる前の日本海の夕日です。秋に脇元岩木山大祭が終わると、いよいよこの地域も秋の装いが本格化してきます。海に訪れるのが気持ちいい夏と初秋のうちに是非津軽半島西海岸を旅してみませんか?
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