スリル満点「岩谷観音」
西目屋村にある「岩谷観音」
赤い鳥居を潜ると先ずは馬と猫の象がお出迎え。
変っているな~。なんて思っていながら目の前にある階段を進むのだが、なぜか着かない。
どこまで続いているのか?と疑問に思っていると今度は、細~い道と呼んでいいべきか悩むような通りに出た。人一人がギリギリ通れるくらい鉄パイプで支えてある道が岩壁の下に通っており、岩で凸凹した道を登って下る。
すぐ下は岩木川になっており、スリルを味わう事が出来る。
まるで冒険をしている気分。
「なんだこれは…」と呟きながら頑張って洞窟の中にたどり着くと洞窟の上にお堂がある。
そして正面は岩木川と山の境界線が見える。
何故こんな場所にお堂があるのだろう?と思うのだが、鳥居を潜る前にこんな説明があった。「藩政時代に河辺村の唐牛三左衛門が南部で、木戸の上に座した2本の角がある神馬を買い求めた。ある日、三左衛門は目屋渓流付近でめまいを起こし落馬し、気がつくと鞍はお倉と呼ばれる岩壁に、馬は川沿いの洞窟に倒れていた。三左衛門はいたく悲しみ、早速岩谷内にお堂を建てて馬の霊を弔ったと、由来がある」
という内容を思い出し、納得納得。
それでもこんなすごい場所にあるは不思議。あのアドベンチャーな道を登ってよっかった。
今回、白神山地の隣に面した西目屋村をめぐり色々と見てきたが、
その光景は本当に初めて見たものばかりで感動よりもビックリして言葉も出なかった。
謎が多い西目屋村にこれからもどんどん迫っていこうと思う!
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