魅力No.554


光の色で育ちが違う「未来型植物工場」@弘前実業高校


弘前実業高校の藤崎校舎に、植物に3種類の光の色を当てて
それぞれの育ち方を研究する、その名も「未来型植物工場」があります。
2007年度から取り組みが始まりました。電球はLEDを使っています。

~LEDとは~     ウィキペディアより
発光ダイオード(はっこうダイオード)とは順方向に電圧を加えた際に
発光する半導体素子のことである。LED(エルイーディー: Light Emitting Diode)
とも呼ばれ、発光原理はエレクトロルミネセンス (EL) 効果を利用している。
有機EL (Organic light-emitting diodes (OLEDs)) も分類上はLEDに含まれる。
上の写真にある、ハウス全体にかかっている銀色のシートは
紫外線を遮断するため、虫がつかず病気になりにくいそうです。

色別には、
青:成長を抑える
赤:成長を促進
緑:虫よけ
だそうです。成長の度合は、植物によっても違う結果が出ています。
2010年からは、世話をする担当の生徒が決まり、具体的に動き始めるそうです。
そして、ここで栽培された野菜は「食べることは医療だ」という考えのもと
「薬食(やくしょく)ジュース」に加工されます。これも研究の一環です。

市内では、すでに菊農家が光の色を変えて栽培する方法を取り入れているそうです。

弘前実業高校ではどのような研究結果が出るか、今から楽しみですね。

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