魅力No.690


三沢 の海 の名前

こんにちは。ボクは、妹と、お母さんと、お父さんじゃないおとこのひとと、

みさわの海に、やってきました。

お母さんは、おとこのひとを「お仕事で一緒の方よ。」と、

言っていましたが、よくわかりません。おとこのひとは、えがおで、

たくさん、ぼくたちの写真を撮ってくれました。

とにかく、ものすんごく、暑くて、ぼくは、いまにも、

ザブ~ン!!と、波に、とびこみたかったのだけれど、

お母さんに、「きょうは取材だからダメ!?」と、

大きな声で、よびもどされちゃいました。

みさわの海の名前は、

<三沢ビードルビーチ>です。みさわのどこに行っても、赤いヒコーキを見付けます。

外国人の人たちも、たくさん、あそびにきています。

色んないみで、『いいな~』と、思いました。

しかたがないので、ぼくらは、すなに、メッセージをのこすことにしました。

みさわの海さん、お母さん、ありがとう。。。

おとうさんは、どこにいるのかな。。。きょうかえってくるのかな。。。

この夏、おとうさんと、ここに、くることは、できるのかな。。。

なんて、かんがえていると、「漁港の方へ行ってみよう!」と、

えがおで、おとこのひとがいうので、ついていくことに、しました。

おおきな、船をみなさんで、新しい色に、塗っていました。

ぼくも、絵を描くのが、すきなので、お手伝いしたいな~と、おもいました。

お船にのって、このまま、外国まで、

いっちゃえることができたら、すごいんだろうな、と、おもいましたが、

すんごく、たいへんそうだから、やっぱりいいや、と、すぐに、思いました。

防波堤の突端では、わかいパワーにあふれた、おにいさんたちが、

度胸試しか、つぎつぎに、みさわの海へと、ダイブして、いきました。

若いって、素晴らしいけど、若い時には、気付けない、

それが、若さ、なのかもしれない、と、ぼくは、思いました。

夏のせいで、空気が気だるく、揺らいでいました。

みさわの海のように、どこまでも、夏が、つながっているようでした。

ぼくのそばに、秋が、くるまでは。

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