魅力No.794


お米で地域活性化~津軽EN(イーネ)プロジェクト~

突然ですが。青森県には美味しい食べ物がたくさんありますよね♪
そして「お米」も美味しいですよね!
でも残念ながら、最近「お米離れ」という言葉を耳にすることが多くなったような気がします。
そんななか、自然栽培法で育てたお米で地域活性化しようという取り組みをしている方たちがいます。
どんな取り組みをしているのか?
津軽ENプロジェクト合同会社代表・小田桐久さんにお話を伺ってみました。

代表写真

「津軽EN(イーネ)プロジェクトとは?」

『奇跡のリンゴ』などでご存知の方もいるかと思いますが、無農薬・無肥料のりんご栽培に成功した弘前市の木村秋則さん直伝の農法を基に育てた「自然栽培米」で、地域農業の所得をアップさせ、地域を活性化させようというプロジェクトです。小田桐さんのなかでは30年以上前から構想があり、以前はりんごの木のオーナーなどもしていたことがあるそうです。が、農家さんとの考え方のギャップなどから、やめてしまったそうです・・・。

「なぜ復活したのか」

実は小田桐さんは、つがる市にある『家具のおだぎり』という家具店の社長さんです。
そこへ久々に来るお客さんと話をするなかで、数々の悲しい現実を知り、「経済状況の悪さが要因のひとつかもしれない・・・」と、痛切に感じたそうです。
そんな時、木村秋則さんの講演を聴き、「完全無農薬の田んぼを一面に作りたい」という思いがメラメラ~っ!!と再燃。
早速、木村さんに相談したところ、「ぜひ、やろう!」ということに。それが2年前の6月のことなのですが、8月には実践者を集め、早くも秋にはメンバーの方から「お米ができた!!」という報告が(゜o゜)!
食べてみると「これはおいしい!!」ということで、本格始動となったそうです。

ちなみに「EN」の意味は、
Ecology ・・・・・・ 地域の環境を守る
Education ・・・・ 農業人を育てる(技術/後継者)
Eat ・・・・・・・・・ 安全で安心な作物
Nature ・・・・・・ 自然(自然栽培農法)
Natural
後付けで「稲」「良いね」などがあるそうです(^^)

代表写真

「すべて人との出会いとタイミング」

「プロジェクトがトントン拍子に進んだのは、人に恵まれたこととタイミングが良かったこと。あとはやる気のみ!ゼロからのスタートを目標にしています。現在のプロジェクト参加農家数は5件ですが、このプロジェクトは受入型であり、排除型ではありません。『安心・安全なものを消費者に提供するという心』が重要です。これが確立すれば、全国でドラマが起きるかも?!『男のロマン』ですよ( ̄ー ̄)☆」と、小田桐さん。

一見結びつかないような、「お米=地域活性化」ですが、様々な分野でこんな取り組みをしている人たちがいるんだな・・・と、新たな発見でした。
ドラマが大ヒットすることを願わずにはいられません(^_^)

お米

さてさて、この「自然栽培米」、一体どんなお味がするのでしょうね~♪
と、いうわけで次回レポートへつづく・・・・・。

【追記】
「あれ?この方見覚えが・・・」と思った方!そうです、2度目の登場のアノ方でした(笑)。

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