むつ市のパン屋さんには必ずあるモノ!
それが『アンバター』
でも他のところと違う点がひとつ。
アンバターは店頭にはありません、、、
では、どこにあるのかと言うと、、、
お店のヒトに言えば、その場でアンとバターを塗ってくれるのです。
そう!むつ市のアンバターは、注文してから作るオーダーメイドです。
アンバターは、昭和30年代、パン屋の職人さんたちが
“こびり(直訳:小さい昼・・・午前、午後の休憩時間のコト)”に食べていたのが始まりとか。
むかしは、食パン1斤の両端の耳の部分を切り落とし販売していたんだそうです。
その切り落とした耳部分は、職人さんたちがおやつとして、バターやあんこをつけて
食べていました。
そのおいしさや珍しい組み合わせが、当時出入りしていた業者さんの間で話題になり
試しにお店で販売することに。
初めはあんこやバター、ジャムといった単品のサンドパンを販売してましたが、
お客さんからの人気とともに、定番以外の要望も増えていき、
お好みに合わせて「注文してから塗る」という、今のスタイルが出来上がったそうです。
これも全て、お客さんのニーズに応えたいという気持ちのあらわれなんでしょうね。ステキですネ。
【お店情報】
有限会社 吉田ベーカリー
住所:むつ市新町9-25
TEL:0175-23-0148
日本, 青森県むつ市新町9−25
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