魅力No.1098


紙貼りであなたも2011年の立佞武多づくりに参加@五所川原市

現在「立佞武多の館」では2011年の立佞武多「義経伝説・龍馬渡海(りゅうばとかい)」の骨組みが順次完成しています。3階の製作所では、どなたでも紙貼りの体験ができます。
お時間がある方は、動画もご覧ください。先生は3分ほどで貼り終わっています!!!
上の写真の特派員が取り掛かっているのは、下絵の左下部分にある足の辺りです。マネージャーの石川マミ子さんによると「貼られたものは、はがさないというのが館の掟」というお話です。分かりやすいところを貼ると、実際に立佞武多を観たときに「あそこ私が貼ったところだ!」みたいな感じで楽しみも倍増するのではないでしょうか。

2011年の製作を担当している鶴谷昭法(つるやあきのり)さんです。定規で測りながらの、綿密な骨組み作りです。

使われている針金は写真の3種類です。大事な部分は、左の一番太い4mmが使われています。私の手ではなかなか曲がらないほど太いです。

しかし、実際には手で曲げているというので驚きです。そしてこのような綺麗なカーブになるとは。とても力がいる作業ですね。

平成23年度製作
題「義経伝説・龍馬渡海」
テーマ[夢]
平泉で自害したはずの源義経とその家臣一行が生き延び、平泉より北上し八戸や青森などの寺院に立ち寄り滞在し、津軽海峡を渡ったという伝説が青森県内各地で語り継がれている。
この様な伝説には、語り継いできた人々の夢や希望が秘められている。
現代社会では犯罪や不況などで、不安な日々を過している。
だが、そんな時代だからこそ人々が伝説に望んだような大きな夢を持ち、現代社会の荒波を乗り越えてほしい。


紙貼りの作業は、12月1日に始まったばかりです。紙が全て貼られ次第、体験も終了となります。中には、作業が楽しくて毎日のように通う方もいらっしゃるそうですよ。例年だと1月中旬ころには貼り終わるそうです。年末年始に五所川原へ帰省する方は、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
2010年12月31日は全館15時まで
2011年1月1日は休まず営業だそうです。

<関連レポート>
2011年は源義経が主役ですby立佞武多(たちねぷた)

<立佞武多の館>
住所 青森県五所川原市大町21-1
TEL 0173-38-3232
開館時間 4~9月9:00-19:00、10~3月9:00-17:00
入館料 無料
立佞武多展示室 大人600円、高校生450円、小中学生250円
美術展示ギャラリー 大人800円、高校生500円、小中学生300円
駐車場 最初の1時間200円(30分毎100円)
* 入場済チケットか、お買い物2,000円以上で無料です。
立佞武多の館:http://www.tachineputa.jp/index.php

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