魅力No.1152


本当の「食育」とは・・・坐禅の後の精進料理体験~おいらせ町・南香山興雲寺~

よっしーでございます。

今回は魅力No.695でご紹介した

おいらせ町・南香山興雲寺さんの

一日坐禅会でいただいた住職お手製の地の物を使った精進料理をご紹介します。

【いただいたメニュー】

向かって左下から右下

・玄米のおかゆ(摺り白ゴマ、おたふく豆、ワカメ)

・たらこと大根の和え物

・なめこのお吸い物

向かって左上から右上

・人参、麩、ロールキャベツの煮物

・梅干し

・酢大豆と大根の皮の酢のもの

・大根の漬物

・糸こんにゃくの炒め物

・ほうれん草のゴマ和え

・えのきだけの煮物

・そうめんかぼちゃの和え物

薄い味付けでたいへん美味しくいただきました。

そして、いただく前に唱えた「五観の偈(ごかんのげ)」が書かれた箸袋。

これは食事をいただく前に、例えば「目の前の食事に費やされた手間はどれほどか・・・」などというように、自分の口にこの食べ物が入るまでにどれほどの人々の手間と思いが込められているかを感謝して食べましょうと説いています。

昨今、スローフードの流行で見直されている「食育」。

しかし、つい忙しいとジャンクフードやインスタント食品など簡単なもので乱れがちな食生活。

そういうときこそ、時間を作って休みの日には坐禅&地の物を使った精進料理体験を通じて、一度「食」について考え直してみてもいいのではないでしょうか?

ゆっくり時間をかけて食べる、食材の味を生かした精進料理は坐禅をした後の身体にすーっと沁みわたります。

こんなに豆って甘いんだ~って感動しました。

皆さんも是非、体験されてみてはいかがですか?

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曹洞宗 南香山 興雲寺
事務所所在地
青森県おいらせ町青葉七丁目140-169
電話/FAX:0176-50-2886
住職 新山勝春

http://guidex.jp/kounji/

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