魅力No.1798


岩木川にかかる橋・その1~岩木茜橋

弘前市民の自分にとって、身近な存在となっている、岩木川。この川には、たくさんの橋がかかっています。
川については知っているつもりでも、実は、橋については知らない人が多いような気がします。
というわけで、独自の目線から、弘前市内にある「岩木川にかかる橋」をいくつか紹介します(4~5の橋を紹介予定)。
自分の行動範囲、かつ知りうる範囲での紹介になってしまいますが、どうかご勘弁ください。風景写真を眺めるような感じで、見ていただければ嬉しいです!

今回紹介する橋は「岩木茜橋」です!
こちらが樋の口から見た岩木茜橋。いつも混雑しています。
弘前市樋の口町と真土(旧岩木町)に架かる橋。
ロックタウンの近くにある橋、といったほうがわかりやすいかもしれません。

すっかり、おなじみとなった光景ですが、
実は、この橋は出来てから、まだ10年も経っていません!
県土整備部の資料によると。開通したのは、平成14年(2002年)7月31日です。
少しばかり、橋を歩いてみましょう。

橋の入り口には「こぎん刺し」をイメージした標示


茶色のタイル状になっているのは歩道。横幅は3メートル程あります。

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橋の真ん中にある丸みのある柵。安心して川を眺めることが出来ます。


真土の方向から見る、岩木茜橋は、こんな感じです。

平成14年(2002年)夏、この橋が完成したことにより、旧岩木町の中心部と弘前市の中心部が、スムーズに行き来できるようになりました。ちなみに、樋の口地区に「ロックタウン」が出来たのは5年前、平成18年(2006年)の12月のこと。慣れ親しまれている風景も、実は「21世紀生まれ」のニューフェイスなのです!
そんな「岩木茜橋」のこと、少しはわかっていただけたでしょうか。
最後に、岩木茜橋からの眺めをご覧いただいて、お別れしたいと思います。


岩木川と駒越・石渡付近を撮影。向こうに見えるのは五所川原方面の山々。
※本記事のすべての写真は、7月13日に撮影したものです。

次回は「岩木橋」を予定しております。

【補足】本記事の投稿にあたっては、県土整備部や、弘前市建設部土木課のHPに掲載された資料などを参考にしております。当方は専門家ではありません。もし間違いがありましたら、コメント欄にてご指摘をお願いします。

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コメント一覧

  1. 岩木橋と同じ名称で上岩木橋があります。相馬村の一番大きな橋です
    この上岩木橋を恋愛橋ともいうそうな。地元の多くの人々が駆り出され、その中でも多くの少女たちもいたという。そこで働く技術者たちと、また作業員たちとムラノ少女たちとの恋愛が生まれ、一緒になった若者たちが多くいたとのこと。興味のある方は調べてみるのもいいかも

    久保田勝二

    2018.04.26


  2. 岩木橋と名称を同じくした上岩木橋は通称恋愛橋というそうな
    建設時に近所の女子たちが駆り出され何時しかそこで働く技術者たちとの恋愛が芽生え多くの若者たち同士が結ばれたというイピソードがあります、建設当時を調べてみるのもいいかも

    久保田勝二

    2018.04.26


  3. 標示がこぎん刺しとは、弘前らしくて素敵です!
    岩木山へまっすぐ通っているような感じで弘前市民にとってはおなじみなのですね。
    岩木茜橋からの眺めがいいですね~♪
    普段通るだけの橋も、こうやってふと足を止めてみると違った見え方がしていいですね^^

    zoom

    2011.08.02


    • >ZOOMさん
      感想コメントありがとうございます。
      橋には、細かいところにその土地を印象付ける“モノ”があります。
      今回のシリーズでは、そういった部分を皆さんに紹介したいと
      思っておりますので、これからもよろしくお願いします。

      すきとおる

      2011.08.04


  4. おお!ナンバーを消す加工、車を降りての撮影等、取材に苦労しているのが伝わってきました。ありがとうございます。
    4枚目の橋床の模様が弘前市の市章にになっているのですね。

    歩いて良く見ないと、車で通過するだけでは気がつかないですね。

    くろしゃちょ

    2011.07.15


    • >くろしゃちょ様
      お世話になっております。弘前のすきとおるです。
      いえいえ、それほど苦労はしておりません。
      取材(撮影)は、徒歩もしくは自転車で行(おこな)っています。
      ナンバーですが、番号が載ると個人を割り出されるおそれがあるので、消しました。
      「市章」まさにそのとおりなんです!歩いてみないとわからない発見です。
      「橋は車で渡るもの」という“常識”に逆行して、
      「歩いて橋を渡ろう」という目線で、このシリーズを続けたいと思います。
      今後とも、よろしくお願いします。

      すきとおる

      2011.07.16


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