2月18日に開催された「八戸えんぶり撮影会」に続き
その夜の「かがり火えんぶり」と「かがり火摺(す)り」の様子をお伝えします。
まずは、夜の撮影に備えて腹ごしらえということで
特派員仲間SigOさんオススメの「もっきり屋」に到着。
大きなカメラ2台をぶら下げた不審客を快く迎えてくださいました。
寒いので まずは一杯 もっきり酒
ホワイトボードに書かれた魅惑の肴の数々に期待を膨らませていると
「たがまぁさん、どちらに…」
八戸入りしたSigOさんからのメールでした。
(すいません、情報をいただいておいて抜け駆けばかりで…)
ほどなく到着したSigOさん、
さすが慣れた感じで「飲み比べセット」を注文していました。
こちらがSigOさんオススメの「せんべいの耳のバター炒め」
イタリアン風の味付ともっちりとした食感が美味!
あまり呑んでばかりもいられないので、
近いうちにまた来店しようと誓いつつ八戸市庁前の「市民広場」へ。
しかし、悠長にお酒を堪能しすぎたようです。
開始時刻の18時をオーバーしたため、ごらんの人だかり!
「しまった!これじゃあ、昼と同じじゃないか!」
(SigOさんまで巻き添えに…ゴメンナサイ)
さすが!学習能力に乏しい私(笑)
それでも、めげない私は「蝶のように舞い蜂のように刺す」
モハメッド・アリさながらのフットワーク(笑)で会場の周囲を周りながら
シャッターチャンスをうかがいます。
舞台ではイケメン二人組が玉すだれを披露。
「どうですか、皆さん!」的なそのお姿、素敵過ぎです!
目指せ!未来の松山ケンイチ!
後ろにひかえる可愛らしい福の神たち。その視線の先には何があるのでしょうか?
舞台そで近くの誰も立たないような場所からの一枚。寒そう…
「漆黒の 闇夜に浮かぶ 大黒舞い」
「とぉざい(東西)、とぉ~ざぁ~い!!」
今度は大人の福の神が登場!
生き生きとした表情とユーモアのある動きで
観客を魅了していました。
「かがり火えんぶり」もいよいよラストへ。最後はやはり太夫の舞いです。
この長い烏帽子は馬を象っているそうで
どうりで馬好きの私が惹かれるわけだと妙に納得。
こうして「かがり火えんぶり」が終了!
とにかく寒いので、次の「かがり火摺」りまでの間、
暖をとったり屋台で食事をする観客たち
一方、私はというと…
刺すような寒さで先ほどのお酒がすっかり抜けてしまい、熱燗一気!(笑)
しかし、呑んだくれていると見せかけて開演30分前から場所をキープしていました。
舞台の向かって左斜め最前列です。バシバシいきますよ!
途中からかなり酔っぱらった方(人のことは言えませんが)
が「黄緑色の声援」を上げ始めましたが、ご覧の通りの涼しい顔。
時折見せる彫像のような「神の視線」に魅せられました。
ここでも太夫の力強い舞いは健在。
子どもたちの可愛らしさとのギャップがいいですね。
足元のファッションにも注目!
吐息の白さまでもが美しい演出に見えます。
「うわ~みんなめっちゃ見てる~」
「恥ずかし~(あくまで私の妄想です)」
あどけないながらも時折見せる大人の顔。
ファインダー越しに視線が合い、焦る(笑)
摺りのクライマックスで再び太夫が登場
その中でも注目の的だった「ちび太夫」
大人顔負けの舞いを披露し、会場を沸かせていました。
「ボク、うまくできたかな?」
そんな表情で見上げる姿が何とも可愛らしいですが…
「よし、おひねりゲットだぜ!」
…といった表情でしょうか?さすが!しっかりしてます(笑)
夜が深まり、寒さが厳しさを増す中、えんぶり公演が終了!
一方、私はというと…
八戸に行くと必ず立ち寄るサバの駅さんへまっしぐら!
一眼レフ2台をぶら下げて走る酔っぱらいは
非常に危険です(笑)
駆けつけ一番は、やはり日本酒!
「三上さん、今日は、珍しく金目鯛のお刺身があるんですよ」
と大好きな八戸訛りで話す店員さん。
金目鯛?
金目鯛…
…金目鯛ッ!!
いただきます!(笑)
えんぶりの「鯛を釣る演目」を見てきただけに美味さ格別でした。
「ありがたい(鯛) いのち美味しく いただく祭り」
今宵もいのちの恵みに感謝!
(この後、呑みすぎてSigOさんと合流できず…)
コメント一覧