津軽出身・在住にもかかわらず、なぜか南部びいき感の否めない私(笑)
今回お送りするのは、またしても八戸の話題です。
八戸市の沿岸部に位置する「館鼻公園」
昨年の「東日本大震災」後、桜の名所でもあると聞き
開花時期に合わせてお邪魔しました。
(撮影日:2011年4月29日)
館鼻公園は、ご覧のとおり高台にあるため、幸いにも津波被害は免れました。
日ごろの運動不足を痛感しながら一歩一歩登っていくと…
まだ震災から一ヶ月半ほどしか経っていなかったのですが
まるで何事もなかったかのように美しいパノラマが広がっていました。
そして、ご覧のとおり満開の桜!
なお、中央のスタチュー(銅像)ですが…
(2007.9.22撮影)
以前、北海道旅行の際「道の駅230ルスツ」で見た
「ジェット浪越」こと浪越徳治郎先生の銅像(「指圧の心は母心~」の音声付)
とイメージがダブった程度でスルーしてしまい
未だに、どなたなのか判りません(汗)
だ、誰か…教えてください!(青森魅力特派員の資質を問われる発言)
【2012.4.15追記】
※
きゃり子さんからいただいた情報で
こちらの方は、元八戸市長の神田重雄さんでした。
八戸市のために色々と尽力された方で
あの「八戸小唄」が生まれるきっかけも、この方のひと声からだったようです…
大変失礼しました…今年は拝みに参ります!!
※
公園内にそびえ立つ「グレットタワーみなと」
こちらは、エレベーターで昇ることができ、そこからは…
八戸市内はもちろん、豊かな海の幸を育む三陸沿岸と
眼下に咲き誇る桜を一望できる贅沢な大パノラマが広がっていました。
本当に一見、何事もなかったかのようですが…
1ヶ月半前(当時)、ここに「大津波が来た」ことは紛れもない事実です。
ここ館鼻公園には、ある石碑が建立されています。
「地震 海鳴り ほら津浪」
昭和8年3月3日の「昭和三陸地震」で
津波による甚大な被害があったことから建てられた記念碑で
「地震が来たら津波に気をつけよう!」という標語とともに
津波被害の詳細が記されています。
「まるごと青森」さんの記事によると
三沢市歴史民族資料館の企画展「地震海鳴りほら津浪2011(~3月11日)」で
複製が展示されていたそうです。
行きたかったです…例によって「時すでに遅し!」(笑)
津波の歴史を見守ってきたこの地で、毎年変わらず咲く桜…
人知を超えた自然の営みの偉大さを感じました。
「繰り返す 津浪歴史の さんりくを
望むこの地で 復興望む」
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