本を読まないあたしでも彼のことは知っている。
偉人と同じ景色を見て自分は何を感じるだろうか。
そんな気持ちでとりあえず行ってみることにした。
わかりやすい看板はあった。
しかし”魚服記”は読み方さえもわからない。
この小説の舞台らしい。
どこか降りられる道はないか探す。
道は無いけど何かあった。
絶壁に生える木に結ばれたロープ…
90度の崖などと大げさなことは言わない。
でも85度はあった。
ロープで宙ぶらりんのハシゴ。
地面まで届いてないやつです。
半分泣きべそをかいてやっとこさ下まで降りて撮ったのが冒頭の写真。
苦労して見る甲斐があった美しい滝でありました。
同時に太宰って意外とワイルドな男だったのかも…
そう思えるくらいデンジャラスな場所でした。
Japan