湯魂石薬師堂(ゆだまいしやくしどう)
一年中良質な温泉が楽しめ、冬にはもっぱらスキー客で賑わう大鰐町。
そんな温泉街の路地を行くと小さなスペースに囲まれた足湯があります。
ときの藩主、津軽為信公が眼病を患い困っていました。
ある晩、夢の中に薬師如来登場。
「大鰐の温泉で洗うと治るよ」と突然のお告げがあったそうで。
ソッコー部下に探させたところ大岩から沸く温泉を発見…
もちろん眼病は瞬く間に完治。
お礼に祠を建て湯魂石薬師堂と名付けたそうです。
以来人々の信仰を集め、大鰐の温泉は栄えていったのです。
その眼病に効果があったはずのお湯は今は何故か足湯に。
飲料には適さない旨の表記はありましたが肝心の目には効果があるのでしょうか?
成分表や効能を見てもごく普通。
信仰心次第と言われたらそれまでですが…
先客がいたようです。
お告げでも受けたのかい?
青森県南津軽郡大鰐町