魅力No.2197


八戸せんべい汁には、○○○せんべいがいちばん!

――――――――青森県南地域の郷土料理である『八戸せんべい汁』――――――――
せんべい汁は、およそ200年以上前から食べられていた(もっと古い可能性もあるが、正確な資料が存在しないため、はっきりした詳細は不明)といわれる郷土料理です。
その昔 “やませ”の影響で、主食である米があまり取れなかったため、それに代わるものとして小麦や蕎麦の栽培が盛んになりました。そこから”南部せんべい”が誕生し、それを鍋の具材として入れ、食べるようになったのがせんべい汁の始まりといわれています。
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八戸せんべい汁にも使われている南部せんべい。
一言で南部せんべいといっても、その種類は豊富でバリエーション豊か。
せんべい汁を作るときには、どんなせんべいを入れても良いというわけではないらしい・・・
いったいどんな違いがあるの!?

そこで、今回は代表的な3種類の南部せんべいをせんべい汁にしてみるという大胆な検証をしてみました!

1.南部せんべい

2.てんぽせんべい

3.おつゆせんべい


詳しい検証結果は動画を見てね☆

今回は、鶏肉の出汁のしょうゆ味でいただいたのですが
南部せんべいは、基本的に “小麦粉と塩” が主原料というシンプルさなので、しょうゆ・味噌・塩、どの味にでも合うのも特徴のひとつ。
家庭によっては、鍋のシメとしてせんべいを入れることもあるんだとか!

せんべい汁をこよなく愛する人たちのなかには、『せんべいのみみ(せんべいを焼いたとき焼き型からはみ出した部分)』だけを汁に入れる人もいるという情報も!?
我が家でもせんべい汁は食卓によくあがりますが、
今回、こうして数種類のせんべいを入れて食べるというのは初体験!
自分好みのせんべいを探すという意味でも今回の検証は美味しい&楽しかったです^^

煮込むことで味がしみ込み、パリっと硬かったせんべいが程よい柔らかさになったところをハフハフ食べる!これがたまらない!
温かい汁物が美味しいこの季節、ぜひ皆さんも『八戸せんべい汁』を色んな味付けや好みの硬さで召し上がっていただきたいと思います☆
南部せんべいは奥が深〜い。

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