2010年10月8日、先日取材させていただいた鶴田町のスチューベン農家「奈良陽一さん」の所でスチューベンの収穫体験させていただきましたのでレポートしたいと思います。
今年はとても暑い日が続いたので、果樹の成熟が2週間ほど遅れ収穫が10月下旬初めまで続くということでした。糖度は20度。あま~くて、ブドウ汁のついた手まで甘くなるデキです。
一度食べだすとパクパク止まらなくなりますよ~お気を付けください。
特に果樹の皮の内側にも甘い汁が残るので、チューチュー吸うことになりますよー。
スチューベンの穫れ時とは、
どれも熟れて美味しそうに実っているように見えますが、まだ赤茶色で漆黒になりきってない物が…これが今年の猛暑の影響です。美味しさとそれを表す見た目。これらどちらも実現できる年は長年栽培を続けていてもそうはありません。だからこそ毎年収穫時期に自慢の物を作りたいと春から日々努力を続けてらっしゃるのです。
因みにスチューベンの収穫は、朝が中心だそうです。なぜならまだ赤茶色かどうか日が低いうちの方が見分け易いからだそうです。漆黒になると陽を通さず黒いままだそうです。
前回は雨上がりの翌日に訪問させて頂いたので気づかなかったことが、園地がふっかふっかです。ふっかふっかの園地の理由は堆肥を入れているそうです。
ご自分のスチューベンの美味しさのためにいは、人がまだやっていないことを一歩先行き実行する探究心豊かな奈良陽一さん。
その一つの結果として、今年の異常な猛暑にも負けず、この園地の元気なスチューベンの樹は秋口に表れる樹木の病気にもなっておりませんでした。
それでは収穫です。専用のハサミで、果樹のつるもとから優しく切りましょう。
ドスッと、重量感あふれるスチューベンの果樹。手からその存在感が溢れています。
美味しそうなスチューベンを求めて、園地を徘徊~
奈良さんに「こっちの方が美味しいよ」って、この園地でも一番水はけの良い樹木の方を案内されました。
ブドウは土壌に水分が多すぎても美味しく育ちません。適度に乾いた状態を保つことにより果樹に糖分を生成するそうです。
持参の手籠(てかご)に一杯収穫させていただきました。
スチューベン大漁です。
出荷時使用の箱一杯になるまで採って良いよと言われてましたが、これくらいかなと詰めていたら、正しいブドウの並べ方まで教えていただきました。プロがするとやはり「盛りっと」見栄えのする並べ方なさいます。ハイ、仲買さん納得の大きさと"艶"です。ボリュームがあって何ぼです。
今回の収穫体験は1人500円です。4人で行って今回は2,000円分収穫なのでこれくらいの量になります。お土産には十分の量です。採れたて新鮮な所を1人4個は持ち帰れます。
化粧箱の方もご説明いただきました。2kgで包装され六個入りお土産・贈答に最適です。、道の駅『鶴の里 あるじゃ』での店頭販売特別価格は現在「1,800円」です。
ご自慢のご長男さんもご紹介
若い!!笑顔がまぶしい!!!私が失ったものを総て持っている!!!!
ニッカポッカに長靴で、りんご畑からスチューベン畑へ~バイクで移動する。
今どきの農家の息子はこんなにも「粋」なんですね~
お父さんの信認厚く、スチューベン園地の半分を任せられている「男」です。
後ろで見守るお父さん、厳しくも温かい目が注がれています。
働いてる姿が、また眩しい。
農作業の合間を縫って、新品種の勉強会にも参加しているそうです。
営農大学校ご出身でお父さんに似て研究熱心な息子さんです。
おいしい採れたてスチューベンが食べれるのは、秋のこの季節だけ!!
ぜひ、お求めになってあま~いスチューベンをご堪能ください。
スチューベン収穫体験のお問い合わせは、道の駅『鶴の里 あるじゃ』にて
http://www.tsurunosato-aruja.com/
収穫時期限定です。
鶴田町周辺のスチューベンをご購入したい人は『津軽ぶどう村』にて
http://budomura.co.jp/index.html
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