8月は、ねぶた祭フリークの私にとって、一年で一番うれしい季節。
一方で、次々と祭りが終わっていく、もの悲しい季節でもあります。
でも、奥津軽ではまだまだ祭りが行われているのです。
8月10日(月)は、板柳町のりんご灯まつり2日目です。
この日は雨が降り、大きな雷の音も聞こえていましたが、
まつりの前には雨もすっかり上がり、予定通り町役場駐車場でプログラムがスタートしました。
16時から始まり、まずは獅子踊りです。
上の写真は、大人の舞ですが、この前に子供の獅子踊りも披露されました。
写真の左奥で囃子を演奏している8名です。
そして、下の写真は地元の保育園児、つるずみキッズによるよさこいです。
来年は小学校に上がる、年長組さんたちの踊り。はちまきに半纏が、ばっちり似合っています。
EXPG(EXILEの教え子)も真っ青、に違いないです。相当格好良かったです。観客のアンコールに応えて、この後もう一度踊ってくれました。みんな、おつかれさま!
18時半から、十文字の交差点でりんご山笠とねぷたの合同運行が始まりました。
県外では祭りに参加する若者が、年々減ってきています。山車の担ぎ手や、囃子方を他の祭りから集めて、祭りを存続しているところもあるほどです。しかし、見ていただくとわかる通り、「りんご灯まつり」は100%板柳町のおまつりです。踊り手も運行も、子どもが主役!
上の写真は板柳中学校の学生で、毎年3年生が出ています。浴衣姿の女子、大勢の観客に注目されて、少し恥ずかしそう。きっと良い思い出になるでしょうね。
ついに来ました、これが「りんご山笠」です。
写真は、板柳町職員互助会のみなさんです。「のれさ!それさ!」とても重そうですが、みなさんいきいきとした表情です。
<いろいろな回転>
ねぷたは、観客の前で360度回転しますが、
上の写真の、横沢ねぷた会のように担いで回す人力タイプと、
下の田中錦町ように、上だけ回すアクロバティックタイプ
がありました。横沢ねぷた会には、沿道の女性陣から
「がんばれ~!」の声援が飛んでいました。
田中錦町の若者たちは、扇子持ち(先導係)の
「ぐるぐるどぉまわしてけ~!」(訳:ぐるぐると回してくれ)の合図とともに、カメラに収まらない速さで回り始めました。
右奥の人が飛んでいます!怪我をしないかハラハラしながら見守りました。
見どころ盛り沢山の合同運行も無事に終わり、よさこい第2部が始まりました。
平日の夜にも関わらず、大勢の観客です。ずっと昔から愛され引き継がれている、地元のお祭り。取材に来られて、良かったです。板柳町のみなさま、素敵なお祭りをありがとうございました。
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