魅力No.926


絆が生んだ味!!津鉄汁 ~五所川原市コミュニティカフェ「でる・そーれ」~

津鉄汁1

今回は、青森県五所川原市「津軽鉄道本社」1階のあづまり場所「サン・じゃらっと」&コミュニティカフェ「でる・そーれ」の名物郷土料理「津鉄汁」のレポートをいたします。

「津鉄汁」はコミュニティカフェ「でる・そーれ」の代表 澁谷 尚子さんが、「生産者と消費者のつながり(絆)」をコンセプトに、地域の特産品をふんだんに使った五所川原の新郷土料理です。

津鉄汁セット

戴いたのは、「津鉄汁セット(若生おにぎり付)」550円(税抜き)です。
本来は、おにぎり2個かおいなり2個、もしくはおにぎり・おいなり1個づつで525円(税抜き)で販売しているところ、お客様の多数のご要望にお応えして隠れメニューとして販売しているものです。

「津鉄汁」とは

青森の地鶏シャモロックを使用した醤油味のお汁に、西北地域特産の長芋を使用したすいとんを浮かべた料理です。
お汁の中には、五所川原市産の人参、平川市産の舞茸、つがる市産ゴボウ、五所川原市金木産青森シャモロックも具材として入っています。
最後に五所川原市産の白髪ネギをのせてあります。
すべてが津軽の地元産であるという「強いこだわり」の商品です。

長いもすいとん

長芋すいとんは、煮た長芋をうらごしし、つなぎに片栗粉を使ってお餅のような食感になっています。もっちもっちです。

マイタケ

舞茸は平川市産です。澁谷さんが、生産者に直接お願いして安価で仕入れていらっしゃるので、お汁の中に大量に入っております。
舞茸の良い香りが、また食欲をそそります。

若生おにぎり

セットでついてきた「若生(わかおい)おにぎり」です。「若生昆布おにぎり」とも呼ばれ、薄く柔らかい生育一年ほどの若い昆布を使ったおにぎりです。
五所川原市金木出身の文豪 太宰 治が帰郷の際好んで食べたというおにぎりです。
磯の香りが食欲をそそりますが、昆布の繊維に逆らって歯を立てると、昆布を噛み切れずに、ごはんだけがお口に入ってきます。繊維に沿って食べましょう。

いなり

おいなりも付きます。食紅を使って綺麗にピンクにしてあります。昔ながらのおいなりです。

卵焼き

卵焼きは、少し甘く作ってあります。やさしいお母さん味です。
「津鉄汁セット」の器は、すべて津軽金山焼を使用しております。
550円(税抜き)のお値段なのに、津軽金山焼の器で食事ができるのはお得です。

はしいれ

箸は「はしいれメロス」に、ナイスダジャレです。

絆が生んだ「津鉄汁」とコミュニティカフェ「でる・そーれ」

でるそーれ外観

コミュニティカフェ「でる・そーれ」代表 澁谷 尚子さんは、お店を立ち上げようとお思いの時、このお店は「生産者と消費者のつながり(絆)」ができる場所にしたいといという強い気持ちをお持ちでした。
地元生産者と消費者をつなぐため、地元産100%の食材を使った新郷土料理を考案いたしました。それが「津鉄汁」です。
この新郷土料理を作るために、澁谷さん自ら生産者の方々に掛け合いその思いを伝えて歩きました。その中で、澁谷さんと生産農家さんのつながり「つながる絆パーティ」というコミュニティもできたそうです。
「津鉄汁」には、津軽シャモロックなど高級な食材も使用されておりますが、澁谷さんの思いに応え消費者がお求めやすい様に、生産農家さんも協力していらっしゃいます。

五所川原市金木は、須崎さんの「青森シャモロック」。
平川市は、今井さんの「舞茸」。
西北五地域特産の野菜・長芋。
お店には、生産者の方々の顔写真が飾ってあります。この料理に対する生産者の方々の責任感の現れです。

津軽の地元産100%の味「津鉄汁」を、是非ご賞味ください。

コミュニティカフェ「でる・そーれ」
http://www.delsole-aomori.jp/

電話番号0173-34-3971
営業時間10;00~16:00まで
不定休

あづまり場所「サン・じゃらっと」&コミュニティカフェ「でる・そーれ」の位置はこちら、

青森県五所川原市

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