魅力No.1184


七戸養護学校 作品展 <絵画・立体造形>

皆さん、お元気ですか。今回は、<イオンモール下田 2Fイオンホール>にて、

平成22年 12月 4日(土)~12月6日(月)まで開催されました、

<青森県立 七戸養護学校 作品展> を取材してまいりました! 

上の作品は、作品展のポスターに選ばれました、高等部の生徒さんの作品で、『動物園の記憶(F50)』です。

今にも、象の耳や鼻が、バオバオと前後左右に動き出しそうです!

普段からの児童、生徒たちの造形活動の成果を 地域の方々に見てもらいたい、広い意味で、学校の理解に繋がってほしい、という願いの込められたこのイベントは、全校児童・生徒参加で、合作も含め、151名、145点という、大規模な展覧会となり、なんと、今年で15回目を迎えるそうです!

入場者数は、3日間で700名を超え、大盛況となりました。。。

高等部生徒作品 『ぼくの好きなピンク色 (F50)』

目にも鮮やかな、色彩が、画面一杯に、広がり、思わずじっと、絵の前に立ち止まってしまいます。

高等部生徒作品 『しゃぼん玉 (F50)』

何の迷いもない、純粋な色たちが、心に深く、染みわたるようです。

高等部生徒作品 『雲 (F 50)』

心のままに 筆を 動かして そのまま 心が 絵に なりました。

高等部生徒作品 『道路標識 (F50)』

美術担当の先生方も、芸術の引き出しを広げるため、日々勉強されているそうで、子供たちに、選択肢の幅を広げ、偏りのない、押しつけにならない指導を目指すことを目標とされているそうです。

高等部生徒作品 『夏の海 (F50)』

子供たちが、感性を育て、表現に活かすことにより、ものづくりの喜びを感じ、公的な展覧会に出展することで、観てもらい、誉めてもらえることで、また、生きる喜びに繋がればいいと考えていると、教えて下さいました。

高等部生徒作品 『街 (F50)』

卒業生の中には、本当に<ものづくり>が好きで、毎日のように絵の習作をし、月に一度、土曜日に学校に来て、今までの作品の疑問点を聞き、勉強している方もいらっしゃるそうです!

高等部生徒作品 『雨 (F50)』

『継続は力なり』。。。全校児童・生徒と共に作品に毎日、取り組むことにより、<情操教育>の役目を果たしたい、続けることで、子供たちの心を育ててあげたい、心が安定すること、美しいものを美しいとして、表面上だけでなく、内面の部分で、美術を通して、成長させてあげたい、という、先生方の並々ならない、教育者としての熱意が、作品からも、良く、伝わってきました。何故、こんなに、力強い、作品たちばかりなのでしょうか。。。心がいっぱいになります。

模写にも、挑戦しています。<マグリット作 『大家族』> 高等部の皆さんの合作です。

摸写 <セザンヌ作 『リンゴとオレンジ』> 高等部の皆さんの合作。

 

模写 <マグリット作 『ピレネーの城』> 高等部の皆さんの合作。

陶芸にも、力作ぞろいです!!先生曰く、「生徒は、窯で焼く時、ほそ~いしっぽが、折れたりしないかなんて、気にしない、とにかく、自分が作りたいものを、集中して、作ります。」 彼等は、真実に、自由であります。

<左> 亀が、今にも、動き出しそうです。

<右> 個人的に、遠目で、「竜宮城?かな??」と、近づいてみましたら、なんと、「お寺と、お墓」だそうです!!?。。。う~ん、凄い(@_@;)!!

<エコ>も、積極的に活動されているようです。

立体造形にも、意欲的な、作品が、沢山発表されています。

味わい深い、新!新幹線です!!

ふんわりした、優しい作風の中に、「アッ!?」と心臓が音を立てそうになるほど、吃驚する作品もあり、どうしたら、この作品が、より、大勢の人たちに観てもらえるようになるだろう?

一点一点、眼を凝らして、感性を凝らして、皆に観てもらいたい、願いに近い想いが、込み上げてきました。

もうすぐ、クリスマスがやってきます。。。

皆さんの、願い事が、本当に叶うように、心から、お祈りいたします。。。

2009年には、美術団体「等迦会」が主催した公募展 「第41回等迦展」にお二人の生徒さんが入選を果たされ、プロ・アマ問わずの多くの応募の中から選ばれたそうで、本当に、素晴らしいです!!

これからも、より多くの作品をみなさんで、楽しみながら、喜びにして、生きがいとして、頂きたいです。

大きな感動を 有難うございました。

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