魅力No.175


自然と神は表裏一体~猿賀神社~

自然と神は表裏一体~猿賀神社~

猿賀神社に存在する二つの神社

猿賀神社は青森県平川市(旧南津軽郡尾上町)にあり、約15,000坪の広大な境内地を有し、中には神社と二つの大池があります。

 
一つ目の見晴ヶ池はたくさんの鯉が放されており池の真ん中では綺麗な噴水をベンチから眺めることができます。
また足こぎボートもあり、子供や友達、恋人と自然を眺めながらゆったりした時間を楽しめるかもしれません。

 

二つ目の鏡ヶ池は猿賀信仰の中心となる池である。池一面に沢山の蓮が生えており、
蓮の葉の緑と真ん中の胸肩神社(弁天宮)へと続く赤い橋のコラボレーションはとても綺麗で圧巻されます。
この胸肩神社は、水の神さまである市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしているそうです。
また、蓮池の蓮根を加工した「れんこんようかん」が旧尾上町の特産品となっています。

猿賀神社とは

鏡ヶ池の横には猿賀神社があります。現在御神殿は文政9年(1826年)の造営になるもので、社門を中心に周囲40間余の透塀をめぐらせた広大なもので、
向拝には昭和32年中野桂樹師の大作で桃山時代の様式を伝える「あ、うんの巻龍」が取り付けられています。 
807年、蝦夷征伐のため北上した坂上田村麻呂が「神蛇宮」として建立したといわれており、藩政時代には津軽為信公により祈願所と定められたとされています。
農漁業、交通守護神として尊信され、また、眼の守護神として北海道並びに東北一円の信仰を集めています。

猿賀神社もそうなのですが、日本の寺社は木や自然が豊富です。
日本の神様は、自然とは対立せず、自然と共にあり、自然の中にあるという古神道の流れが息づいています。

そのため自然があるところに神社があるのではないのでしょうか。

青森県平川市猿賀石林175

 

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