やあ、みんな！　ぼくの名前はさんまる。三内丸山遺跡のPRキャラクターだよ。
ミマちゃんとモールおじさんからバトンを引き継いで、今回「リレーでつなぐキャラんどの輪」に登場させてもらったよ、よろしくね！

さて、みんなはぼくのこと、三内丸山遺跡のことを、どれくらい知っているかな？
まずはこの辺から紹介させてもらうことにするよ。

ぼくは今から4500年前の1月1日、三内丸山で生まれたんだ。たぶん、青森キャラんどの中でイチバン、年上じゃないかな？
特技は、聞いておどろき、なんとタイムスリップ！　縄文時代と現代を、自由に行き来することができるんだよ！　どうだい、すごいでしょ？（エッヘン）。
夢は、ものしりハカセになること。そして、日本中、世界中のみんなとお友だちになること。今回、この「青森の魅力」に記事を投稿させてもらったのも、青森県内のことをいっぱい学んだり、読者のみんなと仲良しになるためでもあるんだ。

国指定特別遺跡　三内丸山

では次に、ぼくが生まれた三内丸山遺跡について。

復元模型

ここは、日本の歴史上最大級の、縄文時代の集落跡なんだよ。
今から約5500年前～4000年前、この三内丸山では長期間にわたって、定住生活が営まれていたんだ。
1992年（平成4年）からの発掘調査で、竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかったんだ。

さらに、ものすごくたくさんの縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器（掘り棒、袋状編み物、編布、漆器など）、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土したんだ。
ちなみに、実はぼくも、この発掘過程上で発見された土偶の仲間なんだよ！

三内丸山では、ヒョウタン、ゴボウ、マメなどの栽培植物が出土し、DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、たくさんの発見が縄文文化のイメージを大きく変えたんだ。
2000年（平成12年）11月には、国特別史跡に指定されたんだよ。

現在の三内丸山遺跡では、ボランティアガイドの人たちが遺跡の案内をしてくれたり、縄文時代についての体験学習ができるんだよ。

詳しくは、それぞれのリンク先をたどって確認してね！

◆三内丸山遺跡ボランティアガイド
◆三内丸山遺跡縄文教室

盛りだくさんのイベント！　みんなで三内丸山遺跡に行こう

続いては、三内丸山遺跡で行われるイベントのお知らせ！
まず、今年2011年（平成23年）7月でオープンから1周年をむかえた「さんまるミュージアム」では、これを記念して11月20日（日）まで、「平成23年度第１回企画展　縄文の人のかたち」を開催してるんだ！
新発見の人物が描かれた土器と日本最多の2000点を超えた土偶を中心、に企画展示を行っているよ。表情の豊かさ、製作時期の違いによる特徴的な変化などが、わかりやすく展示されているんだ。展示されてる土偶はみんな、ぼくの兄弟姉妹だから、仲良くして欲しいな。

ほかにも、9月～10月にかけてはこんなイベントがあるよ。

「Feel The Roots ～三内丸山遺跡アートフェスティバル～」
9月4日（日）
ライブイベントやワークショップやフードコートの展開など、若い人から家族連れまで楽しめるアートをテーマにしたイベント。

「縄文大祭典　三内丸山遺跡お月見コンサート／月の宴」
9月17日（土）～19日（月）
縄文遺跡群の魅力や価値について広く情報発信するためのフォーラムやワークショップ、発掘調査現地説明会など。遺跡内ではクラフト＆骨董市お開催。17日の夜はお月見コンサート。

「蘇る！縄文遺跡のデジタル体験会（仮称）」
9月22日（木）～23日（金）
情報処理技術を使い、よみがえった縄文時代の遺跡を体験するイベント

「三内丸山遺跡縄文秋祭り」
10月15日（土）～16日（日）
縄文時代の道具を作ったり使ったりの1日縄文体験イベント。

どう、すごいでしょ？　この秋は三内丸山遺跡が見逃せないよ。ぼくも待っているから、ぜひ遊びに来てね！！

三内丸山遺跡以外でも、よろしくね！

さて、そろそろこの辺でお別れだけど、その前にまだ伝えておきたいことがあるんだ。
ぼくは三内丸山遺跡以外にも、青森県内のいろんなイベントに参加する時があるから、ぼくを見かけた時はぜひ、気軽に声をかけてほしいんだ！！
「青森キャラんど.com」には、過去にぼくが参加したイベントのレポートを掲載してもらっているから、こちらのチェックもよろしくね！（画像クリックでジャンプできます）

それでは、次回の「リレーでつなぐキャラんどの輪」に登場するキャラを紹介させてもらおうかな。次に投稿してくれるのは……三沢市の平和を守るために日々活躍する、あおぞら戦隊サワレンジャーだよ！！　みんな、楽しみに待っていてね！

それじゃあ、また機会があれば、この「青森の魅力」でお会いしましょう。それまで、バイバイ！