突然ですが問題です。
下の写真、焼酎なのですが、原料は何かご存じですか?
(左:六趣「レギュラー」 右:六趣「Special」)
米ではありません。
麦でもありません。
芋と答えたあなた!!惜しいです!!
実はこの焼酎、青森県が日本一の生産量を誇る『長芋』から造られているのです。
『六趣』と呼ばれるこの焼酎、
「Special」は地元の人でもなかなか手に入れる事が難しく、
「レギュラー」は朝早く列に並ばないと買えないというとてもレアなお酒で、
ネットオークションなんかでは定価の倍以上もの値がつくこともあるのです。
工場見学へGO!!
『六趣』の製造工場は六ヶ所村にあります。
ごく一部しか見ることができませんが、早速行ってみました。
ちなみにこの工場では『六趣』の試飲もできます。
「自然豊かで栄養価の高い、六ヶ所村産の長いもを原料とした焼酎を造りたい」
との想いから、村では1991年に九州の酒造会社に長いも焼酎の商品開発を依頼、
その結果、口当たりが良く、濃厚な味わいの本格焼酎『六趣』が誕生しました。
本格長いも焼酎『六趣』ができるまで
・まず、良質な大麦を洗い、蒸して種麹菌が繁殖しやすい温度まで冷まし、
麹菌を混ぜて一定の温度に保ちながら麹を造ります。
出来上がった麹に、酵母菌、清浄な水を加え、一次仕込みをします。
その後、一週間ほど発酵させてもろみを造ります。
・長いもは洗浄を済ませて搬入しますが、さらに精選し、良い部分のみを使用、
これらを蒸し、冷却した後練り状にして、二次仕込みに加えます。
・一次仕込みのもろみに練り状の長いもとさらに蒸した麦を加え、よく攪拌して
発酵させます。仕込みから約10日間発酵させると、甘く芳醇な二次もろみとなります。
・発酵し終わった二次もろみを蒸留器の中へ入れ、蒸気を吹き込み沸騰させます。
もろみから沸き上がった蒸気を冷却するとアルコールが抽出できます。
これが原酒です。
・出来上がった原酒を貯蔵タンクへ移し、約90~120日熟成させたものは、
「六趣レギュラー」になります。
・熟成させた「六趣レギュラー」の原酒を水で割り、アルコール数20度へ調整、
最後にビンに詰めたら完成です。
・「六趣Special」は樫樽へ移し、約3年熟成させて、
アルコール数35度に調整、最後にビンに詰めて完成です。
長いもは消化器官の表面を保護し、胃腸の調子を整えたり、タンパク質分解酵素が
消化吸収を助けてくれたり、余分なコレステロールを排出し、
血液をサラサラにしてくれたり、とても優れています。
「Special」の熟成に使用した樫樽はプランターに再利用されていました。
・出来上がった原酒を貯蔵タンクへ移し、約90~120日熟成させたものは、
「六趣レギュラー」になります。
・熟成させた「六趣レギュラー」の原酒を水で割り、アルコール数20度へ調整、
最後にビンに詰めたら完成です。
・「六趣Special」は樫樽へ移し、約3年熟成させて、
アルコール数35度に調整、最後にビンに詰めて完成です。
長いもは消化器官の表面を保護し、胃腸の調子を整えたり、タンパク質分解酵素が
消化吸収を助けてくれたり、余分なコレステロールを排出し、
血液をサラサラにしてくれたり、とても優れています。
「Special」の熟成に使用した樫樽はプランターに再利用されていました。
最初にお伝えした通り、かなり入手困難なお酒で、ネット販売も行われていますが、
購入する権利を抽選で決めるほどです。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
☆六趣醸造工房
〒039-3213
青森県上北郡六ヶ所村大字鷹架字内子内337-3
http://rokushu.com/
青森県上北郡六ヶ所村鷹架内子内337−3
青森県上北郡六ヶ所村鷹架内子内337−3
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