実は私、三度の飯より麺が大好きです。
「10月8日と9日、全国の焼きそばが集う一大イベント」が
黒石市で開催されるらしい」と聞き…
「これは行がねばまいね(行かないといけない)」
と、ほとんど予備知識のないまま会場にイン。
危なくチケットを買い忘れるところでした。
100石=100円とお考えください(「世界まるごとHOWマッチ」風)
アーチの向こうには、すでに長い行列ができていました。
北海道北見市の「オホーツク北見塩焼きそば」です。
長蛇の列が、アーチの手前を右に曲がった先まで続いていました。
その一方で…
議長国(開催地)の「黒石つゆ焼きそば」は苦戦中。
普段は食べられない全国の焼きそばが集まるイベントだけに
仕方がないところもありますが…
頑張れ!つゆ焼きそば!
(あ、食べればよかった…)
並んでいるお客さんに愛想を振りまく「ご当地キャラ」たち。
他にも様々なキャラクターたちが登場して、会場を和ませていました。
「行列のイライラ」を抑える意味でも一役買っていますね。
そして、特設ステージでは
すっかりおなじみ、「りんご娘」さんの進行で、長野県伊那(いな)市の
「伊那ローメンズクラブ」の方が「伊那ローメン」PR中でした。
その背後に潜む謎の馬キャラ…
アンタ、誰?
馬好き(競馬ではなく寒立馬や馬肉)な私にとって、
この後、彼が気になる存在に(笑)
りんご娘さんに負けじと会場を盛り上げていたのが…
宮城県石巻市のご当地アイドル「巻っ娘V(ファイブ)」の皆さんです。
「石巻焼きそば」のPR曲
その名もズバリ「YA・KI・SO・BA(やきそば)」を披露していました。
石巻市といえば、「東日本大震災」で深刻な被害があった場所です。
出店ブースには
「 がんばろう!」、「ありがとう!」
たくさんの応援メッセージが掲げてありました。
石巻焼きそばの特徴と食べ方を丁寧に解説していた大将さん?から
「愛想はよくないですけれど、一生懸命作ってます!」
と紹介され、やや照れ気味のスタッフさん。
黙々と焼きそばを作る姿から、温かさがひしひしと伝わってきました。
「伊那ローメン」ブースの前を通ると…
先ほどの馬キャラを発見!
その名も「ウマカローくん」が、ローメン作りに汗を流していました。
(暑いだろうなあ…)
その頑張りにつられて、いただきました。
蒸した麺にマトン(羊肉)にニンニク、汁はやや多め。
スタミナがつきそうで、クセになる味です。
(あれ、馬肉は入ってないんだ)
逆に、安心しました。
「ボク…おいしいよ!」
なんて、悲しすぎますから(涙)
なにはともあれ、ココロもお腹も満たされる素晴らしいイベントでした!
がんばろう東北!ありがとう黒石!
「やきそばで 笑顔つながる まちおこし」
青森県黒石市
(撮影した場所)
≪編集後記≫
都合により、あまり長く会場にいられず、駆け足の取材となってしまい
被災地の福島県、しかも原発に近く深刻な状況にある浪江町から出店した
「なみえ焼きそば」の取材を失念!
そもそも「復興色の強いイベント」だったことを知らなかったという
事前情報の収集不足と詰めの甘さを反省した次第です。
加えて「取材から投稿までのスピードを早めること」も今後の課題です。
がんばります!
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