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青森の魅力について語る人☓人魅力対談

対談003:
青森の魅力まちおこしゲリラ集団あおぞら組


青森が世の中に提供する価値とは?~大間の旗振りルーツは青森の魅力だった!?~

あおぞら組

島 康子 組長

あおぞら組組長。人の心に火をつける業務全般を担当。


あおぞら組

たらこ さん

大間のカリスマデザイナー。


三沢タイムズ

関 祐太

「三沢を元気に!」三沢タイムズ編集長。


Jサポート

浄法寺 朝生

地域の課題を考え教育とIT,人の力で改善を目指す。



浄法寺:青森が世の中に提供できる価値って何だと思いますか?
*単純に青森のいいところではなく、普段感じているところで良いので教えてください。


シマ:うんうん


たらこ:いきなり難しいな。今おにぎり丸くするのに集中してるところなのに


一同:あははははは


シマ:私たち両方共Uターンなんですね。たらこも東京にいて帰ってきたし、私も東京・仙台に行って帰ってきたんですけど。
子供の頃って当たり前だった風景が帰ってきた当時とてもすごいものに見えて、函館から大間の港にフェリーが入ってきたときに大間の港がジェノバに見えたんです。
ジェノバぽかった!ていうか、それほどなんて美しいのだろうって思ったんですよ。
で、佐井の観光船。あの仏ヶ浦に行く観光船にお客さんを連れてって一緒に何十年ぶりに一緒に乗った・・・、何十年ぶりって言ったら嘘ですけどしばらくぶりに乗ったときに、その海とかもものすごいきれいで、青の洞窟ってあるじゃないですか?カプリ島っていうヨーロッパの。
あそこに負けねえべさって、海の色は向こうの海の色とは違うんだけど、
なんだよ!と、これはカプリ島に匹敵するじゃないかって思いました。


たらこ:ワイも、帰ってきて野辺地に降り立ってで野辺地からずーっと北上していくときに「青森だっ」て思った。
夏帰ってきたから、森ワサワサで空が青くって、それがすごい残っててありがとうって思ったの。
なんかこう手付かず 出てった時とあんまり変わんない状況で残ってて。で、すべてほんとにキラキラして見えて
で、帰ってそのキラキラに魅せられてうろうろあっちこっちこう回って写真撮って歩いたりしてたら、変質者に間違われた笑


一同:笑


たらこ:古川のあの娘帰ってきてからちょっと頭おかしくね?


一同:笑


浄法寺:なに当たり前のことに夢中になってんの?みたいな??


たらこ:なんだ道端で写真撮って


シマ:草とかね


たらこ:そう!草撮って!草撮って海にいきなりジャブジャブ入ってってカニとか撮って、何やってんだみたいな


シマ:まあ原風景が残ってるってことなのかなぁ
私たち自身の原風景も残ってるし、あの~日本っていう国の良い時代っつうか、まあ今にしてみればあのときいがったねっていうときの原風景がまだ残ってるのが青森県ですよねきっと。


シマ:そもそもの私たちの旗振りも私自身の・・・こういう取り留めのない話でいいですか?


浄法寺:いいですよ、すごく内容深い話です。思いの所から実際にやっていることに移るっていうのがすごく


たらこ:いいかんじ?


浄法寺:机上だけ、口だけじゃないかんじでいいかな


たらこ・シマ:あはは


シマ:あのー、子供の頃に岸壁で私はいっつも遊んでいました。
てかみんなが岸壁で遊ぶんですよ、小学校の低学年の時って。で、遊んでてフェリーが入ってくると、そのフェリーのお客さんに手を振ってたんですよ。
で、私たちが手を振ると、お客さんたちが手を振り返してくれる、っていうのがものすごく嬉しかったので、子供心の、そのフェリーのお客さんに手を振る、まあ遊び場が海であり、真っ青な空、真っ青な海に 赤い灯台、それが視覚的な原風景で、フェリーが入ってくるとみんなでガキどもが手を振るっていうそれがずっと私の心の中に残ってて、

で大人になって帰ってきてもその原風景は、「あるある」なんですよね
でその手をふるっていうことも再現したかった。思い出、ノスタルジーをまた味わいたいっていう気持ちがあって旗振りウェルカムっていうのにつながってった、・・・のでございます


浄法寺:・・・わかった。


シマ:わかった?なんであんなことやってるのって?笑


浄法寺:なんか飲んだ勢いなのかなぁって思ったんですけど


シマ:違いますよ


浄法寺:違うんですね。


一同:うひゃひゃひゃひゃ


たらこ:それで帰ってきちゃった人もいるけど


シマ:帰ってきた人


たらこわいだけど


浄法寺:そうなの?大間にも面白い人達いるなって?


たらこ:一回目の旗振りの時に、夏田舎に帰ってて、その時まだ東京に住んでたからで、旗振りやったら、もう里心ついちゃって、あ、もうダメだみたいな これ帰るしかねえって。
東京に帰って毎日仕事してても、もう駄目なの。常に心が下北のほうに残っちゃってて、ああ駄目だなこれ、みたいな。

10年間都会の女のフリしてきたけどやっぱりなりきれなかった私、みたいな。で次の年の6月に帰って来ちゃった。


シマ:笑 旗振りしたいがために?笑


たらこ:したいがために。
特に仕事するあても無かったんだけど帰ればまあ家もあるしいいや、家賃も払わなくていいしな。


シマ:そんな感じで?


たらこ:そんな感じで、帰ってきて、そして今に至る


シマ:あの、旗振ってたときは割にクールだったんですよ。たらこ。
だからおよそそんな風に心の中が動いてたとは私なんかは想像しなかったんだけど、本人すごい面白かったみたい


たらこ:あははは。なんかつまんなそうだった?


シマ:いやいややっちゃあべなって(*嫌々やってるいるのだろうなと思って)
やらされたんでやっちゃああべなって感じで見てたんだけど


たらこ:全然違う


シマ:全然違う?


たらこ:心に火がついたっていう


浄法寺:観光デザイン会議とか島さんと一緒にやってる佐藤さんとかも


たらこ:佐藤大介さん!


浄法寺:そうそう、なんで星野リゾートにきたかのっていうところで、都会には都会の良さがあるけど田舎も都会になろうとしてるのはおかしいと思って、で、田舎ならではの魅力を出していきたいっていうので観光のほうに行ったっていう様な事をおっしゃてたんですね。
あと、色んな分野の学者とかも「今まで経済成長求めてたんだけどこれからはそうじゃなくて感性と知性の融合が大切」みたいな事を言っているし、世界各地で色んな人たちが感性の大切さとか、経済成長に依存しない豊かさだったりとかっていうのを、問うてきているじゃないですか。
で、そういうところに惹かれている人たちが日本各地に出てきているっていうのが、これから新しい価値観の時代なのかなって思うんですよね
そういう点から、お二人はなんか普段思ってることとかってありますか?


たらこ:ほんとにそのとおりで、その土地、自分の故郷とかその土地をまあ愛するっていうふう言葉にしちゃうとなんかちょっと大げさだけど、一生懸命に生きている人がいる場所にこそ訪れる人が増えてきている気がして。
それが本物だなっていうか、本来の観光って言葉が当てはまるかわからないんだけどそういうふうに変わってきているのでは?そういう流れっていいですね


浄法寺:じゃあ、いい感じの流れがでてきたかなって思っているんですね?


シマ:ほんと旗振りウェルカムも、私たちがやってお客さんが喜んでくれるから自分たちが嬉しい気持ちになるし大きい声出して、一生懸命旗振るっていう行為自体がなんかすごい嬉しいんですよね。
よく来たのー!っていう、その歓迎を体で表現できるっていうのがすごい楽しいんですよ。で、同じことを他の人達、別に大間じゃない人がやってもね、すごいみんな喜ぶの。で、それっていうのがなんかこう実は表現したい気持ちも持ってるんだけど普段出す場が無くてみんな実はちょっと我慢してるかなぁって


浄法寺:そうですね、若い人達と話ししてると、なんか自分はこれから何か社会の役に立つ事したいんだって思っている子は多いんですね。
でも何したらいいかわからないって、ほんとみんな同じこと思っているような。
みんななんか表現したいし人の役に立ちたいと思っているけど今はなんかどうやら、そういうことは大人たちが求めてないように感じちゃってるのかなぁ


シマ:あまり気にしねえばいいんだよな


浄法寺:やっちゃえばいい


たらこ:今のほうがいい時代っていうのも、ちょっと前までってとにかく右肩上がりに成長してけば世の中すべてうまくいくみたいなそういう価値観の中で生まれ育って、ちょっとでもいいところ、いい会社、いいがっこ、みたいな感じでやってきたのが、今あれ?それ求めてきたけど、そんでもねーじゃんっていうのにみんな気づき始めているから、今の若い子たちのほうがすごいもの考えている。今の子たちのほうが、わい達が大学生のときよりもよっぽど自分と社会みたいなのを考えてやっている


シマ:んだよねー


浄法寺:私も22、23歳くらいまでは海入ってれば楽しいなとしか考えていなかった


たらこ:それはそれで


シマ:まあまあ、いいですよだって起業してるんだから

浄法寺さんって存在自体が若い人達にすごい意欲を・・


浄法寺:笑


シマ:お手本みたいな


たらこ:でかい。


シマ:ああなりたい!青森県でさこんなふうに起業してっていう


浄法寺:自分も悪いとこたくさんあるんですけど、いつも思ってるのが私よりすごい人達たくさんいるんですよ。青森の若い子たちの中に。


たらこ:おー


浄法寺:こんなのでも一生懸命頑張ってるんだからみんなもっとできるだろうっていうふうに思ってて、


たらこ・シマ:おー


浄法寺:実際に起業してく人たちができてきてるわけですけど、そこで今注目してるのが今捨てられてるものを活かすって事業。
昔の日本人ってモノも神仏も大事にして、感謝を宇宙に返す儀式みたいなのをしてた時代もあるくらい、捨てない文化だった。段々捨てるようになってきて、今人さえも、お前いらない人、こっちはいる人みたいな文化になっている気がする。


たらこ・シマ:あー


浄法寺:そういう感じになってるのがどうなのかなって思っていて、今捨てられてるもの何かっていうと、野菜とか曲がってるからこれは違うとか、お金にならないから全部潰しちゃうとか。


シマ青森についてすごいことだと思ったのが、もらいもの生活だったんですよね。わりに田舎ってたいてい玄関に野菜おかさってるとか、食べ物おかさってるとかじゃないですか。
で、都会の暮らししていたときにそのもらい物生活すっかり忘れてしまってたので、帰ってきて毎日毎日人から貰ったもの食べて生きていけるっていうのが「あ!こうだったなぁ」って思いだしたのと、その食べ物をくれる人がいるってことは、食べる物と人がセットなんですよね。買ってくるだけじゃないですから、人と食べ物がセットになっているってことが、物凄い素晴らしいことなのと、経済で言えばそれは数字、お金っていう数字にはならないんだけど、そういう生活こそが豊かだってことになるんじゃないかってことに気づいたんです。


浄法寺:ほーう!


たらこ:そこ変にシステムにしちゃえば違うんだよね。ポイントでなんとかかんとかしてみたいにしちゃうと、いやなんか・・・・・・うーんなんかねー。


シマ:まあ産直とかは、割にそれがちゃんとシステムになっているのかなー、とは思うんだけど


たらこ今の田舎でうまくまわっているものを、外の価値観で当てはめようとすると、ゆがんできちゃうのかなあと


シマ:おーすごいいいこと言うじゃん


たらこ:ちょっといいこと言った?


浄法寺あ、わかる。あのね、限界集落の人たちかわいそうみたいなイメージがあるでしょ。自然に囲まれているところって大変なだけであって幸せそうなんですよね。そういうこと?


シマ:うんうん、そういうことだ


たらこ:そうなの。あの、斗南藩の移住の歴史が好きな人が下北にくると、こんな所に流されてとかっていうんだけど、わいたちその前から住んじゃったんだけどみたいな(*私たちは前から住んでいたんですけどみたいな)、それなんですよ


シマ:この前函館からきたおやんじ(*親父さん)、こんな所に、人のすんでない所に会津の人たちが来て苦労して・・・てしゃべってて。
「いだったがら!」(*いたから!)


たらこ:いだった


浄法寺:あはははは


たらこ:祖先はいましたから。歴史の教科書には載んなくてもほどぼそと生きてきたんだよっていう


浄法寺:じゃああとは雑談で


たらこ・シマ:あはは


シマ:いい?


浄法寺:関さん、これでまとまるよね?


:・・・


浄法寺:最後シメくらい必要?


シマ:こんなもんでいい?第二部行くべし!


浄法寺:よっしゃ。第二部!


第二部は・・・・・・
行動派の島さん:理屈こねる前にまんず動け!VS理屈屋浄法寺:考えてから動け
が繰り広げられこれはこれで面白かったのですが・・・またの機会に。