先日(8/11)、五所川原にある金山焼の取材に行ってきました。ここに一回では掲載できないので、何回かに分けて少しずつ紹介したいと思います。まずは、金山焼についてのご紹介です。
1.金山焼の陶器紹介
まず、金山焼ってどんなものかわからない方も多いと思いますので、ここに何枚か写真を掲載しますね。
焼き上げる直前の写真です。
そしてこちらが焼き上げた後の写真です。鈍い銅の色をしていますね。
2.金山焼で作った陶器でビールを飲むとおいしい!?
そんな馬鹿な!って思った方も多いはず。しかしこれは事実なのです。不思議ですよね。焼き物にそんな魔力(ちから)があるなんて・・・
今からそれについて解説します。皆さん、メモの用意を!(別にしなくてもいいです)
金山焼は、釉薬(うわぐすり)を一切使用せず焼き締めという手法で5~6度 昼夜にわたり、1350度の高温まで引き上げて作品を焼成(しょうせい)します。その結果、表面がザラザラし、繊細(せんさい)な凹凸(おうとつ)がある金山焼の器になります。
金山焼のような焼き物は、多孔質(たこうしつ)(=たくさんの気孔)陶器と言われますが、このザラザラこそが発泡性を高め 浸透性を良好に保って、キメの細かいクリーム状の泡を長持ちさせビールの風味を高めるのです。
※太字の部分だけ読んでも話がつながります
そのほかにも 金山焼からの鉄分・カルシウムが染み出して、それらを摂取できるという利点もあるのです♪まさにいいことづくめですよね。
あららにしては珍しい知的(?)なレポートでした。
☆★津軽金山焼★☆
住所:青森県五所川原市大字金山字千代鶴5-79
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
TEL:0173-29-3350
FAX:0173-27-3011
公式ホームページ:http://www.kanayamayaki.com/
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