港町を象徴する漁港での花火大会
8月22日、八戸舘鼻漁港で第30回記念八戸花火大会が行われました。夕方までは雲も厚く、風向きも心配されていましたが、夜になると打ち上げにはベストの状態に!この日を楽しみにしていた八戸市民の願いが通じたようです。
今年の花火大会は、今までにないプログラムや、変わった花火がたくさんでした。
史上初!?イカ花火
花火大会では史上初となるイカの花火。花火で何かの形を描くタイプを「型物」というそうです。このイカ花火は八戸のためだけに作られた超特注花火!イカの水揚げ量日本一を誇る八戸ならではの花火。「いかの街はちのへ」というイカソングをBGMにいろんな色で打ち上げられるイカ・・・これには観客も大喜びでした。
ところで、写真ではイカの足が8本になっていますが、写真を撮るタイミングの問題です。みなさん、イカの足は10本ですからね!
海面に映える花火
八戸の花火は堤防を数カ所使い打ち上げます。空だけでなく、キラキラと海面が明るく光る景色もとても美しいです。
体に響く音とともに・・・
歓声が一番大きいのはやはり10号玉!ヒュルヒュルと空に登っていく花火を観客が目で追いかけます。そして、ドーン!!という体が揺れるほどの大きな音とともに開く10号玉。拍手と歓声が会場を盛り上げます。
まるで銀河
こんな変わった写真も撮れました!夜空のはるか彼方にある宇宙が見れた気分になりました。
市民メッセージ夢花火
第30回となる今年は、例年にないプログラムが盛り込まれました。そのなかのひとつ、市民メッセージ夢花火。この日打ち上がった花火には、なんと市民の願いや夢を書いた紙が貼付けられていたのです。さらに、そのメッセージを書いた市民の中から、代表の10組が願いを読み上げたあとに花火の発射ボタンを押すというスペシャル企画が!思わず涙がこぼれてくるメッセージもありました。
八戸の花火を全世界へ
市民メッセージ夢花火ともう一つ、新たな試みが行われました。それは、地元ラジオ局BeFMとクリエイティブユニット トライポッドスタジオのコラボ企画で花火のユーストリーム配信すること!ラジオとユーストリームの連動により、会場に来れなかったお客さんや、全国からどころか、全世界から花火大会を見ることができるのです。なんと、ドイツからも生放送を見ていた方もいたんです!ラジオでは、八戸花火大会の製作・プログラム作成を手がけた青森ホンダ販売の代表取締役小笠原さんをゲストにむかえ、花火職人の想いなどを聞くことができます。
臨場感あふれる花火大会の様子はこちらからご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/recorded/9083071
市民が見る花火大会から、参加する花火大会へ・・・そんな目標をもって進化していきます。来年の花火大会はもっと素晴らしい花火が見れると思います。
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