ここは千畳敷海岸。
一七九二年(寛政四年)に発生した地震で隆起したと伝えられる、海岸段丘面です。
その名は、かつてその光景を珍しがった津軽の殿様が、ここに千畳の畳を敷いて大宴会を催したことから名付けられたと言われています。
値千金、どころか、どんなにお金をかけて作ろうとしても、ひとの力では再現できない、自然の力が生み出した芸術です。
日本の夕景百選の一つとしても名高い、この千畳敷。
今度はぜひ、夕暮れ時に訪れてみたいものです。
青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢字榊原
魅力No.89
14年間の首都圏での生活を終え、2010年7月、弘前に帰郷。 故郷の魅力を発見中の毎日。 「青森キャラんど.com×青森の魅力 リレーでつなぐキャラんどの輪」の企画・進行も担当しています。
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