8月29日に石滝沼公園で行われた「つがる市馬市まつり馬力大会」のレポートをいたします。つがる市旧木造町は新田開発で、現在の農耕地としての地域性を作り上げました。その新田開発の時によく働き、犠牲になっていった農耕馬への感謝を表し、農耕馬の競り市でにぎわったころの活気を取り戻そうと1975年から馬市まつりが始まったのそうです。つまりこの地域の人は馬が好きなのです。あくまで経済動物として。そこはドライに。
馬力大会は、サラブレッドのレースと違い、骨太の農耕馬のパワーとスタミナを競うレースです。そのため人間は騎乗はしません。あくまで農耕時と同じ伴走という形でレースは行われます。そのため「父っちゃ、けっぱれ!!」と、母っちゃから激が飛びます。お馬さんへの声援よりも、父っちゃへの激が多いです。父っちゃの顔も、お馬さん同様に障害を超えた頃には憤怒の表情です。埼玉からの観光客のお父さんが、津軽ナマリの激を聞いて大うけしていました。言葉は解らないけれども、雰囲気で何を言ってるか想像できるそうです。
ポニーの部門もありました。ポニーに鞭を振るうなんて、いやいや経済動物ですから。
お馬さんとポニーちゃんです。こんなに大きさ違うんですね、並べてみると一目瞭然。大人と子供です。ただどっちが年上かはわかりません。ポニーの方が先輩かもです。朝八時から、午後三時までご観覧の皆さま・出場者の皆さま・お馬さん・ポニーちゃん暑い中ご苦労様でした。
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