第何段まで出るかは分かりませんがシリーズ物として馬の生態や知られざる歴史をひもといていきたいと思います☆
良く聞く在来馬、和種馬とは?
まず在来馬とはどういう意味かというと、外国の馬、すなわち外来の馬種とほとんど交配することなく残ってきた日本固有の馬、および、その馬種の総称です。また呼び方としては和種馬、日本在来和種馬とも呼ばれています。ちなみにこの日本の在来馬、現存のものは8種に分かれるんですが、その多くは個体数がたいへん少なく、絶滅があやぶまれています。
在来8種の種類といる地域
日本に今純血に近い馬体で残っている馬の種類が皆さんも良く聞いた事があると思います道産子(北海道)をはじめ、木曽馬(長野県)、御崎馬(宮崎県)、対州馬(長崎県)、野間馬(愛媛県)、トカラ馬(鹿児島県)、宮古馬(沖縄県宮古島)、与那国馬(沖縄県与那国島)など計8種います。逆に純血種が絶滅してしまっている在来馬として、南部馬、三春駒、三河馬、能登馬、土佐馬、日向馬、薩摩馬、甲斐駒、ウシウマ(種子島)などがいるそうです。ちなみに青森にいる馬として有名な寒立馬は寒立馬という1つの種類かと思いきや実は南部馬と道産子のハーフらしいです。良く聞く青森といえばの南部馬についてはおいおいと歴史などをひもといていきたいと思うのでお楽しみに♪
このことから、絶滅した馬の種類の方がまだいる日本の純血馬より種類が多いということに気がつきます。ちなみに今いる純血馬の数は約2000~2500頭と少なく今もまだ絶滅する可能性を残しているのです。これ僕達人間に原因があるんです。もっと強くしよう!どんどん品種改良をしていこう!確かにその思いから外国馬や違う種類をかけあわせると良い品種が出来ます。しかし昔からいた南部馬など純血種はどんどん姿を消していくんです。消えてから僕達は後悔します。これって今の世の中にも当てはまる気しません?便利になって僕達にとっては住みやすい街になりました。物も何でもそろっている。けどその裏では住処を奪われて絶滅した動物や植物、細々とくらすはめになった動物もいるんですよね。
だからこそ今現時点で残っている青森ならではの自然、景観を青森の魅力として未来に残していかなきゃいけないなと馬と触れ合い馬について調べているうちに僕はそう思うようになりました。だって昔から残っている自然があればそのぶん動植物もいるわけだし(笑)野生で生きてる珍しい動物達見ると何ともいえない感動しますよね?だから自然は天然の宝箱なんです☆馬から話それてしまって申し訳ありません(汗)
ヒメ
ちなみに十和田乗馬倶楽部に約80頭いる馬の中にも南部馬の血を一番こく受け継いでいる一頭がいます。その名はヒメと言います。年は22歳、人間でいう約90歳のおばあちゃんです。しかしまだ現役で働いているすごい馬なんですよ♪馬体は南部馬の血をこくうけついでいるということもあり、ガッシリしていて他の馬たちより一まわりぐらい大きいです。この子です。
草食べてるとこのドアップ☆実は馬ってちゃんと選んで甘味の強い草から食べてるんです♪おいしい物から食べていき甘くない草は食べない方式です(笑)♪グルメです☆!
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