魅力No.276


太宰ミュージアムグランドオープン ~芦野公園 五所川原市金木町~

初秋の五所川原市金木町は芦野公園、2010年9月4日から5日に行われた「太宰ミュージアム・グランドオープニングフェスタ」の模様とついてレポートいたします。太宰治像はみなさん写真撮影してらっしゃいます。有名な先人に習い私の文学の才能が、目覚めるのを望みます。

太宰ミュージアムとは

「太宰ミュージアム」は、金木地区のまち全体をミュージアム(博物館)に見立て、まち歩きや郷土の文化・食等を組み合わせてお楽しみいただく体験空間なのです。
本州最北の私鉄であり。太宰の小説にも登場する「津軽鉄道」や金木町が発祥の地である津軽三味線など、太宰治ファンだけにでなく奥津軽ならではの田舎体験を体感していただく金木地域と太宰治文学のコラボレーション企画で、去年がプレオープン・今年はグランドオープンとなり。これからどんどん太宰治と金木町を発信予定だそうです。

春には桜の名所で知られる芦野公園、初秋のこの公園に地域の特産品・太宰グッズが勢ぞろいしておりました。写真は「太宰ラーメン」タケノコ入りでわかめがたくさん入ったラーメンです。写真で失礼します。本当は食べたかった。朝10時からは西北五地域商工会女性部の方々からの「いか飯」のふるまいがありました。先着1000名様とはいえ、あっという間になくなっておりました。

太宰クイズ大会では、公園内に配置したクイズコーナーで一門づつ、計10問の正解の方に抽選で太宰グッズのプレゼント。子供たちも参加していましたが、文学オンチの私にかなりレベルが高かったです。子供たちが正解者続出なら、私はかなり傷ついていました。

また湖上ステージでは、五所川原第一高等学校・県立金木高等学校の津軽三味線部による「津軽三味線演奏」が行われるなど、来客のお客様に奥津軽の雰囲気を存分に味わっていただいておりました。

喜瀬奴(きせやっこ)踊り保存会による「喜瀬の奴踊り」等も演じられておりました。この踊りは、小作農である農民(奴)が、年貢に融通を利かせてくれる役人に感謝の気持ちを込めて踊ったのが始まりとされております。15分位の踊りは中腰で手を挙げ挙げ・汗だくになる、農民の踊りらしい力強いものでした。


津軽鉄道芦野公園駅も人気です。いつもは無人の駅もこの日は、津軽鉄道トレイン・アテンダントの方がご乗車の方・ご撮影の方々をご案内しておりました。しかし津軽鉄道、通称「津鉄」は絵になる電車ですね。

ガッタンゴットン。冬にはストーブ列車になります。

今回の太宰ミュージアムグランドオープンニングフェスタの一つの目玉、津軽鉄道のミニ列車「栗の木線」です。子供たちに大人気。大人が乗るとちょっと出力不足。スピードゆったりに変化します。

旧駅舎です。喫茶店になってます。「馬まん」が人気メニューです。このようにどこか懐かしい雰囲気があるのが金木町。是非来て、ノスタルジーにひたってください。

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