『風力発電』
皆さんは風力発電についてご存じですか?
風力発電は、風の運動エネルギーを風車(風力タービン)によって回転力に変換し、
歯車(増速機)などで増速した後、発電機により電気エネルギー変換する発電方式です。
では、日本にはどのくらい風車が設置されているか知っていますか?
2009年3月末までの統計で約1,854千kw、台数にして1,517基の風車が設置されています。
と、数字で言われてもピンと来ないですよね?
と、いう訳で、実際に風車が設置されている現場へと行って参りました。
場所は六ヶ所村二又地区。
ここには日本最大級にもなる78基の風車が設置されています。
と、いう訳で、実際に風車が設置されている現場へと行って参りました。
ここには日本最大級にもなる78基の風車が設置されています。
風車設置に必要な条件
☆1年を通して風が強いこと。
風力エネルギーは風速の3条に比例するので、風が強いほど、
風車は発電することができます。
☆風力発電機の搬入路が確保できること。
大型の風車を運べるほどの道路や橋などの搬送ルートが必要です。
☆送電線と接続できること。
風力発電で作った電気は送電線を通して送られています。
風力発電は自然の風を動力源としているクリーンなエネルギーですが、
風の吹き具合によって発電量が変動します。安定な電力の供給のためには、
既存の電力系統との連動が必要です。
☆周辺の環境に影響を与えないこと。
希少動植物の生態系に影響を与えないことが必須です。
以上の条件が満たされると風車を設置することができます。
ちなみにこの風車、すべてに風が行き渡るように、
一基一基が違う方向を向いているそうです。
ところが!!
撮影日はお盆真っ只中の熱さの厳しい日。
風が全く吹いておらず、ほとんどの風車が回っていませんでした。
「こんなに回っていない風車は珍しいよ。いつも必ず何基かグルグル回ってるんだよ」
と、地元の方がおっしゃっていました。
それだけ六ヶ所村は1年を通して風が強い場所なのですね。
風力発電は、地球温暖化の原因となる排気ガスや二酸化炭素を排出しない、
クリーンなエネルギーとして導入が進められています。
青森県内には六ヶ所村以外にも、風力発電の風車が設置されている所があります。
もし風車を発見して、歯車が回っていたら、電力を作っている真っ最中ですね☆
撮影日はお盆真っ只中の熱さの厳しい日。
風が全く吹いておらず、ほとんどの風車が回っていませんでした。
「こんなに回っていない風車は珍しいよ。いつも必ず何基かグルグル回ってるんだよ」
と、地元の方がおっしゃっていました。
クリーンなエネルギーとして導入が進められています。
もし風車を発見して、歯車が回っていたら、電力を作っている真っ最中ですね☆
・青森県上北郡六ヶ所村 二又地区
青森県上北郡六ヶ所村尾駮二又
青森県上北郡六ヶ所村尾駮二又