南国好きのサーファーが、青森に住む理由
青森のサーフィン人口が他の県と比べても多い事を知っていましたか?3方に海があるのはもちろんですが、波質の豊富さ、海の美しさ、人の優しさなど多様な要素がからんでいるのかもしれません。
私も世界中(とはいっても数千あるポイントのうち100程度しか行っていませんが)旅した上で、一番好きなスポットが青森にあります。
人工物(主に漁港や堤防、川の流れを調整するダムや堰等)によって砂浜がどんどん失われる中、青森にはまだまだ人工的な香りがしない海が残っています。
人工物については後述するとして、普段平穏な海(上記)が、タイフーンシーズンになると豹変します。どうなるかというと・・・
ここが世界で一番好きな青森の海。ビックウェーブスポット
こうなります。「えっ?これ大きいの?」という方のために拡大。
場所は、私も1回だけ死にそうになった事があるので教えられませんが、ビックウェーブ好きにはたまらないポイントで、景観も素晴らしいです。
青森でも失われている砂浜がある
実はこの先にもすごく素敵なスポットがあったのですが、水門と魚の放流施設が出来、今では波が立たないポイントになってしまいました。
さらに、今日本中で砂浜が浸食したり消滅したりしています。
理由は
「海だから海にある何かでしょう?」
と考えるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
港湾整備、砂の採取、護岸による悪循環から、ダム、水門、堰が出来た事等による砂の流入量の減少まで理由は様々です。
共通しているのは、人が手を加えた事で何かが変わっていて、何かが得られていて何かが失われているという事です。
鳴き砂海岸の消滅も、人の手による汚染が原因だと言われています。
青森が誇る鳴き砂の記事はこちら
人の手を自然に加える事は正しい知識と広い見識、自然との共生があればよい事なのでしょうが、自分のために加える手はもう少し考えないといけない時代なのではないでしょうか。
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