先日ご報告いたしました、弘前城菊と紅葉まつり最終日の特設ステージにて行われた、りんご娘とアルプスおとめのライブ終了後。
RINGO MUSICさんのご厚意で、再びりんご娘のみんなにインタビューさせていただく機会を得ることができました。前回に比べて今回はやや短いものですが、ファンの皆さんには聞き逃せない情報などもありますので、どうぞ最後までご覧いただければ幸いです。
◇参考リンク 「りんご娘独占インタビュー! 前編」
写真むかって右から レットゴールド(以下レット)、ジョナゴールド(以下ジョナ)、とき、金星
とき 1998年7月21日生まれ。2008年夏、H.A.S.P.アーティストオーディションに合格。アルプスおとめとして加入。2010年4月、りんご娘正式メンバーデビュー。
・その他メンバーのプロフィールは、「りんご娘独占インタビュー! 前編」をご参照ください。
いよいよ全国区!? りんご娘、飛躍の大チャンス
――:今回は、ライブ終わりのお疲れのところ、あつかましくも二回目のインタビューの機会を設けて頂き、ありがとうございます! 前回の記事は大好評でしたよ。みなさんのおかげです。
一同:こちらこそ、ありがとうございます!
――:実は今日は、まさかこういう形でインタビューできるとは思っていなかったもので(笑)、さっき移動中の車の中で、必死で「何を質問するか」を考えていたんですけど……。
一同:(笑)。
――:考えた質問の前に、ちょっとまた他に聞きたいことがあります。つい先ほどまで、皆さんがトークしている様子をRINGO MUSICのスタッフの方がビデオで録画されていましたけど、あれは何の目的だったんですか?
ジョナ:あれは、今年の12月27日に東京で行われる「UMUアワード2010」用のVTRなんです。M-1グランプリみたいな感じで、全国から10組のご当地アイドルが集まるイベントがあるんです。
レット:そこで、5分間の限られた時間の中で歌やPRなどを競い合うんです。1組は一般参加枠なんですけど、残りの9組の中に私たち、りんご娘が選ばれたんです!
――:それはすばらしい! おめでとうございます。そのUMUアワードで優勝すると、どんなことがあるんですか?
ジョナ:優勝すると、全国区で1クール、レギュラー番組がもらえるんです。
――:それはすごい!!
レット:東京MXテレビなんですけど。
――:あー、それだと、青森じゃ観られないですね。青森県民にはツライ話です(泣)。
ジョナ:私は見られますけど! 横浜に住んでいるので(笑)。
――:優勝してレギュラー番組勝ち取ったら、録画して見せて下さいね。
ジョナ:はい(笑)。
――:ちなみに、UMUアワードの審査はどういう方式なんですか?
レット:何名かいらっしゃる審査員の方たちの投票で決まるんです。りんご娘、審査されちゃうんです。
一同:ちょっと不安です~。
――:大丈夫ですよ、ぜったい。みんななら優勝できます!! 「青森の魅力」でも宣伝させてもらいますから(笑)!!
一同:お願いします!!
鮮やかな紅葉につつまれて
――:さて、改めて今日のライブは本当にお疲れさまでした。老若男女、幅広い世代のお客さんがみんなの歌を真剣に聞き入って、ものすごく楽しんでおられました。特に子どもたちは目を輝かせてみんなのステージを見ていましたけど、ライブ後の感想をお聞かせ下さい。
とき:すごくお客さんとの距離が近いので、ライブが終わった後にたくさんの方に「応援してるはんでな~、けっぱれよ(頑張れよ、の意)」と声をかけてもらいました。青森の人たちのこころの優しさ、温かさに触れられて、とても嬉しかったです。
金星:天気がものすごく良くて、紅葉の色もとってもキレイで、お客さんの楽しそうな笑顔も見られて、本当に満足できるライブでした。
――:金星ちゃんとときちゃんの二人は、紅葉まつりでライブをするのは初めてなんでしたっけ?
とき:去年はアルプスおとめとして、ステージの上に立っていました。
――:ああ、そうですよね。では、去年のライブと比べて何か変わったなと思うことは、ありましたか?
金星:今年はりんご娘としてステージに立って、MCの役回りも多かったのでお客さんたちと接する機会も多くて、そこがすごく変わったところでした!
――:なるほど~。ではベテランのお二人はどうでしたか?
ジョナ:私たちは季節ごとに弘前公園でライブさせてもらう機会が多いので、四季折々の弘前公園の魅力が楽しめるんですけど、今年の紅葉は今までの中でもすごくキレイでした。それに、ちょうど歌っている時に風が吹いて、周りの木々から紅葉が散っていくのがすごく美しくて、感動してしまいました。
――:おお、そんなことがあったのか。その時僕たちは、夢中でステージのみんなを見てるので、それは気付けなかったですね(笑)。
一同:(笑)
ジョナ:それに年々、公園に来ているお客さんたちの中に、私たちのステージを聞くために立ち止まってくれる人たちが増えているのが実感できたのも嬉しかったです。
レット:りんご娘は毎年、菊と紅葉まつりで歌わせてもらっていますけど、今年も呼んでもらえたことにすごく感謝しています。
それに去年はライブ当日、雪が降ってしまったりしたんですけど、今年は天気もすごく良くて、お客さんに楽しんでもらえているのがステージにも伝わってきて、とても気持ち良く歌えました。
――:雪!? この時期に? それは大変でしたね!
レット:前の日も風が強くて紅葉もほとんど散ってしまって、観光客の皆さんも地元の皆さんもほとんどいなかったんです。すごく寒かったので。
――:それに比べると、今年は本当によかったですね。僕も、大変楽しいライブを見させてもらって幸せでした。
一同:ありがとうございます!!
自分たちもドキドキ? ミステリー列車の旅
――:それでは次の質問ですが、僕も参加してたいへん楽しませてもらった先日の「五能線・奥羽線ミステリー列車の旅」ですけど、トレインアテンダントとして参加された皆さんのご感想をお聞かせ下さい。
レット:すごく楽しかったです! 実は私たちも前日まで、どこに行くか聞かされていなかったので、すごくミステリーな感じを味わえました。
旅行って普通は、ぜんぶ自分たちで目的地やスケジュールを決めるものですよね。でも今回はどんな人たちと一緒に旅をするのかもわからないし、普段は行けないようなところにも行けたし、その中でたくさんの貴重な出会いもありましたし、アテンダントとはいえ、ひたすら楽しんでしまいました。
――:傍から見てると、アテンダントとして一日中走り回っていて、すごく大変そうに見えたんですけど……。
一同:そんなことないです! 本当に楽しかったです!!
ジョナ:私なんか、前の日はワクワクして、眠れませんでした(笑)。それに、いざミステリー列車が動き出しても、想像と実際がすごく違ってて、いろんなハプニングもありつつ、そこも含めてものすごく楽しめる企画でした。
それに、私たちはアテンダントとして次の行き先を知ってるわけですけど、参加者の皆さんから「次は○○でしょ?」と聞かれて、「知ってるんだけど言えない」というつらさの反面、皆さんの予想の具合を見ているのも楽しかったです(笑)。
――:ちなみに、大館を予想している人はいましたか?
ジョナ:何人かいらっしゃいました。でもほとんどの人たちは、青森県外に飛び出すとは予想していなかったですね。
――:あれは本当に驚きました!
とき:こういう形でたくさんの人たちと一緒に行動しながら楽しむ、というイベントは初めてだったので、すごくドキドキしました。
普通のライブと違ってお客さんと話す機会もすごく多くて、とっても嬉しかったです。
――:何かお客さんとの交流の中で印象に残っているエピソードはありますか?
とき:お話した方たちみなさんが「電車で旅をするなんて久しぶりだ」「青森にこんなところがあったのか」「こんなきれいな景色が見られて良かった」と仰っていて、そういう和やかな空気が私たちにも伝わってきて、すばらしいイベントだなって思いました。
金星:お客さんとのやり取りの中でいちばん覚えているのが、あるご夫婦で参加された方たちなんです。お二人とも、すごく真剣に青森のことを考えていて、「新幹線が来たら青森はどうなんるんだろう」「他の県じゃりんごは結構高いらしいけど、秋になって青森に新幹線で来てくれたら、安くて美味しいりんごがいっぱい食べてもらえるかな」「そのためにも、青森の魅力を伝えていかないとダメだね」って仰られてて、その熱意にすごく感動しました。
――:県民一人ひとりの思いが大事だ、ということですね。そして、その思いを高めてくれるために、りんご娘のみんなが日々、がんばっているんですよね。
一同:そうできていたら、いいんですけど……。
――:できていますよ、もちろん! 確実にみんなの努力が、青森の人たちに広まっていますよ。
後編に続きます!
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