私が住んでいる町おいらせ町(旧下田町・百石町)で、12年前今までにない新しい形のスポーツが生み出されました。
その名はファイン・ボール。正真正銘青森県おいらせ町生まれの新スポーツです。
そこで皆さんにファイン・ボールの事をもっと知ってほしいと思い、日本ファイン・ボール協会理事長 楢山 忠さんに取材をしにいってまいりました。
ファイン・ボールとは?
ファイン・ボールとは、ゲートボールとグランドゴルフの良いところをあつめ合体させた競技です。もともとは体の不自由な人たちや、障害者の方々が肩身がせまい思いをしなくても皆で楽しくやれるスポーツ、またリハビリのためにやるスポーツとして作られたそうです。ちなみにファイン・ボールになる前のフォーピーボールという競技では日本リハビリテーションで優秀賞を受賞した時もあり、青森県内でも色々な所で普及活動や、ファイン・ボールの大会等も開催されています。
青森→全国ではなく、全国→青森へ
今現時点で数百種類あるスポーツ。全国大会などの大きい大会は、ほとんどの場合県外で行われています。だからこそファイン・ボールというスポーツを通して、逆に全国から青森に集まってもらいたい!!そうなる事によって、おいらせ町や青森県が活性化していければ嬉しい!!と熱く語ってくれました。今ファイン・ボール競技人口は約300人います。まだまだ少ないですが宮城県仙台市にある町でも今ファイン・ボールをもっとたくさんの皆に知ってもらいたい!!との思いから町全体で普及活動をしてくれているなど少しずつですが全国にも広まっています。
パラリンピックを目指して
日本ファイン・ボール協会理事長 楢山 忠さんには目標があります。それはファイン・ボールをパラリンピックの正式種目にすること。そのために今も努力をして、忙しい毎日をおくっているそうです。ちなみにこのファイン・ボールをここまで広めるにあたって、何度も諦め、やめようと思った事がある。と楢山さんは言っていました。だけど諦めないでここまでやってこれたのは、現ファイン・ボール協会会長 相田 覚会長やいろんな人たちの力があったから、とおっしゃっていました。そんな楢山さん達が作った気持ちが一杯つまったファイン・ボールだかこそ私はいつか種目になる!と信じています。また、そのために私自身も力になろうと思いました。
三年かかり出来た物
こちらに写っている道具はファイン・ボールで使う実際の用具です。
ちなみにこの用具を考案するにあたって三年かかったそうです。こちらの用具は全国の発明展で入賞をはたしております。
見た感じはゲートボールと変わりませんが、このように使います。
この穴の空いている部分にボールをいれ、投げるのだそうです。
取材を終えて感じた想い
まず初めに今回初めて取材という形でインタビューをし、自分なりにまとめて記事を書いてみたのですが、分かりにくかったり、読みにくかったかもしれません。そう思った方々は大変申し訳ありません。少しずつでも記事と一緒に成長していけたらなと思います(笑)なお、読んでくださった皆さんありがとうございます(;_;)
本題に入ります(笑)私が真っ先に話を聞いていて思ったことは、楢山さんもおっしゃっていましたが、世代別であまり会話のない世代とも話をする機会が増えるかもしれないということです。ファイン・ボールを通してお年寄りの方や身体に何かしらの障害を持っている方、子供たちや私達の世代、人と人とのつながりを通して情報を共有でき、コミニュケーションもとれる。それによって人に優しくなり心も育つのかなと。そうすることによって自分が成長できる。相手を思いやれる気持ちができる。本当は自然な形でそうなるのが良いんですが、現実はそんなに甘くないと(笑)
今の時代だからこそ一人一人が考えていかなければならない問題なのではないのかなと私は思いました。だからこそ皆が楽しく、誰でも気軽に出来る青森県発祥の競技・ファイン・ボールが一つのコミニケーションの方法としてもっと全国に広まるように私もおいらせ町民として力になろうと心に決めました。
これから大会やイベント等あった時にちょくちょく記事をのせていくので楽しみにしていてください(*^^)v
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