魅力No.1897


全国の焼きそばが黒石に集結!「全国やきそばサミットin黒石」

 実は私、三度の飯より麺が大好きです。

「10月8日と9日、全国の焼きそばが集う一大イベント」が
黒石市で開催されるらしい」と聞き…

「これは行がねばまいね(行かないといけない)」

と、ほとんど予備知識のないまま会場にイン。

危なくチケットを買い忘れるところでした。

100石=100円とお考えください(「世界まるごとHOWマッチ」風)

アーチの向こうには、すでに長い行列ができていました。

北海道北見市の「オホーツク北見塩焼きそば」です。
長蛇の列が、アーチの手前を右に曲がった先まで続いていました。

その一方で…

議長国(開催地)の「黒石つゆ焼きそば」は苦戦中。

普段は食べられない全国の焼きそばが集まるイベントだけに
仕方がないところもありますが…

頑張れ!つゆ焼きそば!

(あ、食べればよかった…)

並んでいるお客さんに愛想を振りまく「ご当地キャラ」たち。
他にも様々なキャラクターたちが登場して、会場を和ませていました。

「行列のイライラ」を抑える意味でも一役買っていますね。

そして、特設ステージでは

すっかりおなじみ、「りんご娘」さんの進行で、長野県伊那(いな)市の
「伊那ローメンズクラブ」の方が「伊那ローメン」PR中でした。

その背後に潜む謎の馬キャラ…

アンタ、誰?

馬好き(競馬ではなく寒立馬や馬肉)な私にとって、
この後、彼が気になる存在に(笑)

りんご娘さんに負けじと会場を盛り上げていたのが…

宮城県石巻市のご当地アイドル「巻っ娘V(ファイブ)」の皆さんです。

「石巻焼きそば」のPR曲
その名もズバリ「YA・KI・SO・BA(やきそば)」を披露していました。

石巻市といえば、「東日本大震災」で深刻な被害があった場所です。

出店ブースには

「 がんばろう!」、「ありがとう!」

たくさんの応援メッセージが掲げてありました。

石巻焼きそばの特徴と食べ方を丁寧に解説していた大将さん?から

「愛想はよくないですけれど、一生懸命作ってます!」

と紹介され、やや照れ気味のスタッフさん。

黙々と焼きそばを作る姿から、温かさがひしひしと伝わってきました。

「伊那ローメン」ブースの前を通ると…

先ほどの馬キャラを発見!

その名も「ウマカローくん」が、ローメン作りに汗を流していました。
(暑いだろうなあ…)

その頑張りにつられて、いただきました。

蒸した麺にマトン(羊肉)にニンニク、汁はやや多め。
スタミナがつきそうで、クセになる味です。

(あれ、馬肉は入ってないんだ)

逆に、安心しました。

「ボク…おいしいよ!」

なんて、悲しすぎますから(涙)

なにはともあれ、ココロもお腹も満たされる素晴らしいイベントでした!

がんばろう東北!ありがとう黒石!

「やきそばで 笑顔つながる まちおこし」

青森県黒石市

(撮影した場所) 

≪編集後記≫

都合により、あまり長く会場にいられず、駆け足の取材となってしまい
被災地の福島県、しかも原発に近く深刻な状況にある浪江町から出店した
「なみえ焼きそば」の取材を失念!
 
そもそも「復興色の強いイベント」だったことを知らなかったという
 事前情報の収集不足と詰めの甘さを反省した次第です。
加えて「取材から投稿までのスピードを早めること」も今後の課題です。

がんばります!

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