魅力No.1926


歴史や文化を後世へ・・・第6回【太宰治記念館 斜陽館】

gakutinn3でございます。

県内の魅力あふれる歴史や文化について紹介して6回目となる今回は、

五所川原市金木町にあります

太宰治記念館 斜陽館

に行って来ました。

私は幼い頃に一度家族で観に行ったことがありましたが、幼かったためなのかあまり記憶に残っていませんでした。

当時の「斜陽館」は、旅館として個人運営していたため、館内の見学は一部分のみ可能という状況でしたが、平成10年4月からは、金木町太宰治記念館「斜陽館」として、建物全体が見学出来るようになりました。

2004年に国の重要文化財に指定されたこの建物は、太宰治(本名 津軽修治)の生家であり、県立青森中学校に入学するまでの間この邸宅で過ごしました。

太宰の作品や一風変わった人生は、幼少の頃の生活が大きく影響していると考えられ、それらの事を考えながら斜陽館を見学すると大変興味深いです。

今まで紹介してきた展示施設とは少し意味合いが異なる記念館で、建物自体にとても魅力があり、太宰の幼少期を考えながら見学すると、なんとも言えない感じになりました。

手前から 板の間→常居→茶の間 高さの違いがあります。

そんな雰囲気のある施設ですので、実際に足を運んでスタッフの方によるガイドを聞きながら、斜陽館を見学していただきたいと思い、詳しい説明文は書きません。

床にもヒバ、けやき、アオダモなどの高級な木材が使われています。

至る所に丁寧に作られたと感じるものがあります

2階からの敷地風景

館内にある文庫蔵や米蔵の2ヶ所では、太宰と津島家のゆかりの品々や直筆の原稿なども展示しています。※撮影不可のため案内図を掲載しました。

展示施設には、太宰が実際に着用していたトレードマークでもあるマントも展示してあります。

記念撮影用のマント(レプリカ)もあります。

太宰治について興味がなかった人は太宰の事が気になる様になり、興味がある人は今までの考えが変わるかもしれないほど興味深い施設でした。

次回の投稿も勝手に金木町特集と題して、

斜陽館の近くにある津軽三味線会館についてアップしたいと思いますので御覧ください。

太宰治記念館 斜陽館

〒037-0202

五所川原市金木町朝日山412-1

TEL 0173-53-2020

FAX 0173-53-2055

開館時間/   5月~10月 8:30~18:00(最終入館17:30)

11月~ 4月   9:00~17:00(最終入館16:30)

休館日  /  12月29日

入館料   一般    高・大学生   小・中学生

個人   500円     300円     200円

団体   400円       200円     100円

(団体割引は20人以上)

共通券 津軽三味線会館+斜陽館入館料

入館料   一般    高・大学生   小・中学生

個人   900円     500円     300円

団体   810円       450円     270円

太宰治記念館「斜陽館」指定管理 NPO法人かなぎ元気倶楽部HP

青森県五所川原市金木町朝日山412−1

コメント一覧

こちらから魅力にコメントができます。

CAPTCHA