おいらせ町の国道沿いの床屋にガンダムが居る!!
それが気になった私たちは、そこへ取材をしに行った。ガンダムが居たのは個人経営の床屋さんの庭の一角。店主の鈴木さんに 話を聞くことができた。
鈴木さんは、以前から工作や絵を描くことが好きで、それを活かし、何か大きいものを外で作りたくなったそうだ。何を作っていいか迷っていた時、高校生に『ガンダムが良い。』と言われたのがきっかけで、制作を始めたという。
何と驚く事に、その当時はガンダムについて何も知らなかった鈴木さん。
高校生がガンダムを提案したことで、ガンダムの魅力に引き込まれ、第一号を完成させた。
173cmの記者、長沢と比べても、その倍大きいガンダム!
このインパクトに魅かれてファンが増えていき、そのファンが図鑑や資料集を持ってきてくれて、様々な情報を知ることができた。
それから創作意欲が増し、次々と作品を生み出していった。
1:ガンダム(2005,10~2006,11)
2:ザク(2008,11~2009,5)
3:ジオング(2009,5~2009,11)
4;ガンキャノン(2009,11~2010,5)
5:ホワイトベース(2010,5~2010,11)
6:アッガイ(2010,11~2011,6)
7:キュベレイ(2011,6~2012,4)
8:ズゴック(現在制作中)
鈴木さん曰く、たくさんの種類の中で一番好きなものはないと言う。何故なら、作る時『何を作ろうか』と考え、それで選び抜かれた物がその時一番好きだからだ、そうだ。それを聞いて全ての作品に愛情が込められていて、多くの人に見てもらいたいと考えているのだと感じる。
今では、車の中から写真を撮る人も絶えず、鈴木さんは『いつでも見に来て下さい、撮影は大歓迎です』と嬉しそうに語った。
鈴木さんは現在67歳。元気一杯だが今後、年をとってガンダムを作れなくなっていく事に、少し寂しさを感じている。少年の永遠の憧れである、空想の中での不可能を実現させ続けたい。心の中は少年のまま、元気で楽しそうに語る鈴木さんは、活き活き輝いていた。近くで迫力を感じ、細部まで楽しんではどうでしょう?
ちなみにガンダムカットというのは、特別なものではなく、鈴木さんが切ると、なんでもガンダムカットになるそう。皆さんもガンダムカットに挑戦してみては?
住所 青森県おいらせ町一川目4-6ー30
電話番号 0178-52-3841
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