魅力No.2262


10.18開催!薬研の『ミナカダ祭』

今年3回目を迎える薬研の「ミナカダ祭」。
この「ミナカダ祭」の名前の由来、それは。。。

…ミナカダ祭
…ミナカダサイ
…皆、かだっさい

これ、方言で「みんな、きてください」という意味で、
地元の方の想いが込められた名前。

テーマは「光、音、伝、湯、食」。

幻想と伝統に彩られた1日だけの不思議な空間。
今年もいよいよ開催間近!

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< ミナカダ祭 >

ミナカダ祭は2015年に開湯400年を迎える薬研温泉のプレイベントとして
地元の有志によって立ち上げられた。
テーマは「光・音・伝・食・湯」。
映像を表す『光』、音楽を表す『音』、地元の『伝』統、下北の『食』、そして薬研の『湯』。
それぞれの組み合わせが化学反応を起こし、調和され、また化学反応が起こる・・・。
混沌としながらも安寧とした世界観。
それがこのミナカダ祭の魅力だ。

< アート >
総合演出・ポスターデザインは弘前出身の芸術家、Majio(まじお)氏。
ドローイングをベースに、ライブペイント、デザイン、版画、映像作品など、
表現活動は多岐にわたる。
全国各地で、その土地や空間そのものとインスタレーションによる表現を行っている。
(インスタレーションとは、ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術のこと)

Majio氏が手がける温泉と映像のコラボレーション。
そこに生まれる幻想の世界は必見だ。

< 音楽 >
ミナカダ祭では会場に設けられた特設ステージで次々と演目が披露されていく。
その演目内容を見てみよう。
曹洞宗青年会による祭りの”安全祈祷”から始まり、
次にくるのが”アフリカン・パーカッション”の演奏。
それからミュージシャンYUKKIによる『即興環境音楽』、
小名名ひばの子子ども会による『小目名もちつき踊り』、
民謡アレンジバンドほでなすブルースバンドによるライブ、これらが次々と披露されていく。

伝統と音楽の入り乱れた演目が、
祭会場をさらなる彩りに包み込むことを期待し、今から楽しみである。

< 食 >
フードも会場を盛り上げる。
地元料理から多国籍料理まで多くの種類があり、どれを食べようか迷ってしまうだろう。
個人的には『sister africa』 のガーナ料理、 『まてい屋』 の塩からあげをぜひ食べてみたい。
泊まりであれば 『呑んべえTARO』 でカクテルをいただきたかったが、
帰りの運転があるため残念ながら今回はおあずけだ。
会場でノンアルコールビールが販売されていることを期待したい。

< アクセス >

41.381864,141.069686

公式では自家用車・タクシーをすすめている。
デマンド型乗り合いタクシーという、バスのように運航するタクシーも出ている。
こちらは1時間前に予約が必要だ。詳しくは公式サイトで確認していただきたい。
ミナカダ祭公式サイト→http://kadarudan.com/minakadasai/

また、その他の選択肢として宿泊をおすすめする。
祭りは21時まで開催される、祭り会場でアルコールを摂取するのも楽しいだろう。
周辺には温泉のあるホテルや旅館、また素泊まり3000円からの民宿などもある。

■末筆
『光・音・伝・食・湯』
この5つは人間の5感をよく捉えている。
『光』は『視覚』を、
『音』は『聴覚』を、
『食』は『味覚』を、
『湯』は『触覚』を刺激する。
少々こじつけではあるが、伝統には古くからの匂いがすると思えば、
『嗅覚』も刺激することになる。
「文化の香り」という言葉があるように『匂い』で例えられることもあるので
あながち間違いでは無いだろう。
人間の五感を刺激することは、人の活性化を促す。
人々の活性化が、地元の活性化につながるのは言うまでもない。

◆ミナカダ祭◆
日時:平成26年 10月18日‹土› 正午~午後9時
場所:大畑薬研温泉郷園地周辺
主催:イカす大畑カダル団
詳細は ミナカダ祭2014特設サイト、イカす大畑カダル団Facebookページをご確認下さい。
‹外部リンク›ミナカダ祭2014特設サイト
‹外部リンク›イカす大畑カダル団Facebookページ

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