青森県で開催される「航空祭」といったら「三沢基地航空祭」だけだと思っているそこのアナタ!
そんなあなたに「八戸航空基地祭」をご紹介します。
「海上自衛隊 八戸航空基地」は哨戒機P-3Cを運用する第2航空群などが所在し、固定翼機の海上自衛隊航空基地としては最北端に位置しています。(すぐお隣は陸上自衛隊の八戸駐屯地です。)
そんな八戸航空基地で例年、9月に実施されている「八戸航空基地祭」では、航空機の飛行展示、陸海空の各自衛隊の航空機や装備等の地上展示、大湊音楽隊の演奏会などが行われています。
八戸航空基地祭のいいところは、基地内に駐車場が用意されるので、車で行けること、そして混雑しないところ。
午前10時でもこのくらいの感じ。
三沢基地の航空祭よりも近くで航空機をじっくり観ることができます。(F-15戦闘機のエンジンノズルにズームイン)
また、ここ八戸航空基地の各種装備品や、お隣の八戸駐屯地からミサイルや車両などもやってきて展示されます。(運転席に乗せてもらうこともできたりします。)
こんな近未来なデザインの消防車だったり・・・
海上自衛隊唯一の施設作業部隊である機動施設隊の各車両だったり・・・
地対艦ミサイルのランチャーだったり・・・
偵察警戒車だったり・・・(カメラを向けたら隊員さんにカメラ目線いただきました。)
そして、八戸航空基地のP-3Cの飛行展示も行われます。(今年のパイロットさんは青森県出身の方でした。)
特設会場では、むつ市にある海上自衛隊 大湊基地の「大湊音楽隊」の演奏会も行われます。
今年は、海上自衛隊東京音楽隊のボーカリストである三宅由佳莉さんと一緒に演奏していました。
もちろん、お祭りに欠かせない屋台もあります。
普段、一般の人が利用できない基地内の売店や食堂に行けたり、広報資料館「うみねこ館」にも入れたりもできます。
うみねこ館
三沢基地の航空祭と比べてしまうと、規模も小さいし少し地味な感じもしますが、その分ゆっくりと楽しむことができるかと思います。
「三沢の航空祭に行きたいけどすごく混むから行きたくない…」とか「三沢の航空祭と日程が毎年合わない…」という人はぜひ八戸航空基地祭へ!
さらに、県内の自衛隊の陸海空の各基地・駐屯地では、それぞれイベントを行っていますので興味がありましたらお近くのイベントまで足をお運びになってはいかがでしょうか?