1932年、青森県三沢村淋代海岸から飛び立ち世界初の太平洋無着陸横断飛行を達成したミス・ビードル号の2名のアメリカ人飛行士。
その挑戦の成功には、三沢の人々による献身的な支援がありました。
外国人による飛行がスパイ行為と捉えられてしまう時代に、夢に向かって挑戦する者を国籍などに囚われず分け隔てなく支援した三沢の人々の行動は、昨今叫ばれている多様性やジェンダー平等に通じる温かい人柄と言えます。
当時の滑走路付近(淋代海岸)に行ってみました!
う~ん、90年経過した今でも当時を想像できる景色が広がっています。
歴史をたどると、この海岸からは様々な飛行士による全5回の太平洋無着陸横断飛行の挑戦が行われました。ミス・ビードル号の成功はその4回目にあたります。
この海岸が太平洋無着陸横断飛行の離陸地として世界的に選ばれた理由には、飛行士が求める理想的な環境が揃っていたことがあります。
<淋代海岸の離陸地としての魅力>
・滑走路として直線距離2,000mがとれる
・土地の起伏がほとんどない
・陸から流れたん粘土と海岸一帯に層をなす砂鉄が交じり合った固い地盤
2021年は、この歴史的偉業から90周年のメモリアルイヤーです。
三沢市内では様々な形で歴史に触れられる展開がされています。
パイロット気分の写真が撮影できるバス「ミス・ビードル号」。
車内では、太平洋無着陸横断飛行の挑戦者とそれを支えた三沢の人々の物語を読むことができます。
とても目立ちますね!
ロゴマークを使った洋服・ステッカー・ジュースなどの記念グッズ!
【取扱い店】
スカイプラザミサワ
0176-51-1712
〒033-0001
青森県三沢市中央町2丁目8-34
挑戦者もヒーロー!挑戦者を支えた者もヒーロー!
太平洋無着陸横断飛行の挑戦とそれを支えた三沢の人々の物語は公式ウェブサイトで詳しく読むことができます。
【ミス・ビードル号 公式ウェブサイト】
https://miss-veedol.com