十和田市のシンボルロードである官庁街通り。通称 “駒街道”。
昭和61年に『日本の道・百選』に選ばれています。平成19年には
『美しい日本の歴史的風土・準百選』にも選ばれています。
道の両側には40を超える国・県の官庁がずらりと並んでいます。
長さ1.1km幅36mの道には165本の松と156本の桜が4列の並木を
作り、春には桜、冬にはイルミネーションが美しく、季節を通して人々
を楽しませています。花壇にはサルビアやパンジーなどの花が四季
折々に美しく咲き誇ります。
(残念ながら今は季節的にみる事はできませんでした。)
歩いていると。。。
いろいろ景観が変化していきます。 こんなものや…
歩きながら芸術を感じることのできる素敵な道となっています。
たまにはゆっくりと歩いてみるのもいろいろな発見があります。
《野外芸術文化ゾーン》
近年、省庁再編による国の事務所の統廃合や合同庁舎整備に伴う
出先機関の転居などにより、市のシンボルロードである官庁街通り
に多くの空き地が見られるようになりました。そのため、十和田市で
はより魅力的で美しい官庁街通りの景観を作り出すとともに、未来
へ向けた新しいまちづくりの一環として「Arts Towada」計画に取り
組んできました。
この計画は官庁街通りという屋外空間を舞台に、通り全体をひとつ
の美術館に見立て、多様なアート作品を展開していくものです。この
ような取り組みは世界でもまれな試みです。またアート作品に加えて、
十和田市の歴史や美しい自然、そして地域のもつ活力を引き出し未
来へつなげていくような仕掛けを随所に盛り込むことで、十和田市を
個性あふれる『アートの街』『感動創造都市』として国内外の多くの人
々に印象づけることを目指しています。
その中核施設となる十和田市現代美術館が平成20年度に開館、引
き続いて美術館向かい側の税務署跡地他の整備およびシンボルアー
トの設置を行い、Arts Towadaは平成22年春に完成しました。
(十和田市現代美術館 Art Towadaについて より抜粋)
空き地として何も無かった土地がartとして生まれ変わった様子がよく
分かります。これからもっといろいろな利用法でさらに可能性が広がっ
ていくのではないかと思います。これで終わりだとは思いません!
《十和田市と馬》
馬産地であった十和田市には、旧陸軍軍馬補充部が設置されていま
したが、戦後間もなく軍馬補充部用地が開放された際、官公庁用地
として整備されたもので、道の両側には40を超える国・県・市の官庁
が並び、熊本市・丸亀市とともに、都市計画法の事務所地区に指定
されているそうです。
それで馬に関するオブジェがたくさんあったんですね~。納得。
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