魅力No.1219


十和田市開拓者魂の礎・「十和田市立新渡戸記念館」

よっしーでございます。

今回は、我が故郷、

十和田市開拓者魂の礎

「十和田市新渡戸記念館」を

ご紹介します。

こちらの十和田市立新渡戸記念館は十和田市民にとって小さい頃から

十和田市開拓の祖「新渡戸傳翁」をまつった場所として、また郷土愛を育てる教育の場として親しまれてきました。

十和田市産馬通りにそびえ立つ大きな鳥居。

その大きな鳥居をくぐり抜けると・・・太素塚の大きな杉林の中に十和田市立新渡戸記念館があります。

館内には、十和田市が新渡戸傳翁によって開拓された幕末からの貴重な資料と、

また、新渡戸傳翁の孫である、旧5千円札の肖像画にも使われた、新渡戸稲造の足跡に関する資料、新渡戸家伝来の戦国時代の甲冑などが展示されています。

まずは、十和田市開拓の祖、新渡戸傳翁が開拓に入った頃からの資料と新渡戸家伝来の戦国時代の甲冑の展示。

(館内展示資料は特別の許可を頂き撮影しました。通常は撮影できません。

十和田市の「開拓者魂」の精神を今に語り継いでいます。

新渡戸傳翁が岩手県花巻市から開拓に入らなければ、標高の高い三本木原は稲も育たない荒野のままだったのでしょう。

奥入瀬川から水路(稲生川)が引かれ、潤いがもたらされた三本木の地は実り豊かな田園風景へと生まれ変わりました。

(画像は昨年9月に撮影した十和田市三本木地区の田園風景・黄金色の稲穂が実った田と刈り取り後の田に稲わらを乾かすための「シマタテ」※画像は十和田市立新渡戸記念館より提供頂きました)

(現在の十和田市内航空写真。※画像は十和田市立新渡戸記念館より提供頂きました)

そして、十和田市の田園風景とともに十和田市を代表する景観。

それは「碁盤の目」のように整備された道路です。

開拓当時としては斬新な都市計画は、

現在の十和田市の交通事情などを見据えた画期的なことだったのかもしれません。

十和田市民として先人に感謝したいと思います。

また、新渡戸家伝来の甲冑の展示は、新渡戸家の歴史の古さを感じさせます。

次に、「武士道」を世界に紹介した新渡戸稲造の資料。


稲造の武士道精神、国際精神は十和田市民にも受け継がれ、現在も十和田市は

稲造が亡くなったカナダにあるレスブリッジ市との交流が続いています。

私の取材当日は小久保十和田市副市長のギャラリートーク

「絆」ギャラリートーク・『武士道』を考える

が行われていました。

とても興味深いお話で、大変勉強になりました。






詳しい模様は十和田市立新渡戸記念館(下記URL)よりご覧下さい。

ただ、館長さんもまだまだ若者の参加が少ないので、記念館でのギャラリートークやワークショップに是非積極的に参加してほしいとおっしゃっていました。

十和田市を訪れた際は、是非足を運んで先人たちの熱い思いに、

直に触れてみて下さい。

館内では館長さんはじめ職員の皆さんが、気さくに説明をして下さいます。

たまに学校帰りの近所の子供たちも優しい学芸員さんのところへ遊びに来ていますよ^^

そんな開かれた十和田市立新渡戸記念館。本当に素敵な所です。

【企画展のお知らせ】

新渡戸稲造のまなざしシリーズ企画展
「武士道 -日本の心-」 展

会 期:平成22年10月15日(金)~12月28日(火)
場 所:十和田市立新渡戸記念館
【協力:十和田市教育委員会・Kyosokyodo】

十和田市立 新 渡 戸 記 念 館

開館時間: 午前9: 00 ~午後4: 00
休 館 日: 毎週月曜日(振り替え休日をのぞく祝祭日は開館)
年末年始(12 / 29 ~1 / 3)

〒034-0031 青森県十和田市東三番町24-1

TEL?FAX: 0176-23-4430

http://www.towada.or.jp/nitobe/

青森県十和田市東三番町24−1


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