魅力No.1859


復興祈願「青森四大夏祭り」④青森ねぶた祭り 

≫前回、③八戸三社大祭からのつづき

投稿ペースが遅く、気づけば夏祭り取材からひと月以上が経過…「このままではいけない」と虚弱体質にムチを打ちつつキーを叩かせていただいております。

8月5日、「青森ねぶた祭り」会場へ。

やはり各所で掲げられていた復興メッセージ。「けっぱれ」は津軽弁で「頑張れ」という意味です。

青森の夏祭り全般に言えることですが、夜祭り撮影は暗さ=ブレとの戦いです。

「ミスねぶた」がお出ましするも、せっかくの美人がブレまくりです。

おまけに青森ねぶたは、あの大きな山車が動きまくります!

サンロード青森『四神降臨「白虎と青龍」』

最近よく使われている「シャッターを切る瞬間にズームリングを回す」撮影法にチャレンジしましたが、動いている山車が相手だと至難の業で失敗の連続。辛うじて見られるものは一枚だけでした。

しかし、「けっぱれ、たがまぁ!」…ということで、めげずに色々撮ってみました。

「けっぱれ」と 復興鼓舞する 大太鼓

毎年恒例となっているガスボンベのパフォーマンス。

高速回転!こういったサブイベントが隠されているのも青森ねぶたの魅力です。

…こういうものは動画の方が適切ですね(苦笑)

「あっかる~いナッショナ~ル(年代バレますね)」あらため「パナソニックねぶた会」さんの山車。震災の影響でにわかに脚光を浴びたLED電球を8割以上も使用しているそうです。

今年、映画化を果たした鯵ヶ沢の大スター「わさお」ねぶたも登場!

鋭い眼光、目をみはる造形美の数々と今にも動き出しそうな迫力!

地元の人々にとって毎年開催されるのが「当たり前」と思われがちな「青森ねぶた」。
しかし、すべての祭りに言えることだと思いますが、多くの方々の情熱と努力があって成り立っているということを忘れてはいけないと思いました。

特に、「東日本大震災」を経験した今年は、祭りを観る側にも運営する側にも様々な思いが交錯していたことだろうと思います。

山車の運行前、仙台市から訪れたというご家族の子どもたちを撮る機会がありましたが「ねぶたを観て少しでも元気になってくれれば…」と願わずにはいられませんでした。


「がんばろう」 ねぶた囃子に 励まされ
まだ冷めやらぬ 祭りの熱気

青森県青森市堤町

(撮影した場所)

≫次回、⑤弘前ねぷた「なぬか日スペシャル」につづく

【更新情報】

2011/09/28
日付を訂正(誤8/6・正8/5)、⑤へのリンクを追加。
〆の一句を追加(笑)

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