魅力No.205


おいでよ、行合崎へ:後編

前編の続きです。

あんまり食べ過ぎてお腹が苦しくなったので、運動がてらに岬の先端を目指すことにしました。強烈な日差しが照りつけて、途中引き返そうかと思ったりもしつつ、美しい景色に励まされて、歩んでいきます。



そして、とうとう岬の先端まで着きました!!




ここまで来ると、赤茶けた岩が目立ちます。ウミネコらしき影を一羽見つけ、そろりそろりと近づいて行ったのですが、

五〇メートルほど手前で気付かれて、逃げられました。残念に思いつつ、みんなのところまで戻ろうと振り返ると、この光景。

まるで、そのまま一枚の絵葉書になってしまいそうな、青い空と緑の草原の対比。息を飲む美しさでした。
ちなみにこの行合崎、日本全国でも稀に見る、野草の群生地なのだそうな。周辺に生育する植物相は、二七一種にも及ぶのだとか。


そんなこんなで、雄大な自然にうっとりしているうちに、いつしか夕暮れ時。


沈みゆく夕陽を眺めつつ、宴もいよいよたけなわに入ります。

モツ焼をつまみにビールを飲みながら眺める、日本海の夕焼け。もはや言うことはありません。

日が沈むのは本当にあっという間。
この日は雲のせいで、残念ながら海に沈む瞬間は見られませんでしたが、それでもこの幻想的な光景は、忘れられません。


青森の夏は短い。今度こうやってみんなで来れるのは、一年先のことでしょう。
だからこそ、また必ず来たい。もう一度、あの景色を見たい。
そう思わせてくれる、素晴らしい体験でした。
「青森の魅力」という言葉の本質が、この土地にあります。
みんなもおいでよ、行合崎へ!!

行合崎キャンプ場
〒038-2321
青森県西津軽郡深浦町大字広戸
TEL:0173-74-211
炊事場/トイレ/シャワー設備あり

青森県西津軽郡深浦町広戸家野上

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