国道338号線を八戸方面からむつ方面に向ってると案内板が。
「太平洋無着陸横断飛行発進の地」と… ふむふむ。
案内されるままに右折。
松林の中を海岸の方に進んでいくと…
なにやら高い鉄塔とオレンジ色の飛行機の姿が。
そう。ここはミス・ビードル号がアメリカに向けて離陸した場所なのです。
ミス・ビードル号とは、昭和6年にアメリカ人のパングボーンとハーンドンの2人のパイロットが操縦して世界初の太平洋無着陸横断を達成した飛行機なのです。
ここにはそのミス・ビードル号を模した実物大のオブジェが展示されていました。
案内板を読むと、所要飛行時間は41時間10分だったとか…
現代のジェット旅客機でアメリカの西海岸まで飛ぶと約9時間ほどで到着しますので約4.5倍の時間がかかったのですね…
41時間を2人だけで飛び続けるなんて、かなり大変な挑戦だったのでしょう。
せっかくなので鉄塔にも登ってみます。
段数を数えるとちょうど100段… 地味に大変でした。
登ると太平洋が一望でき、遠くは八戸市の方まで見渡すことができました。
先程のミス・ビードル号も真上から見ることができます。
景色に見とれているとと、下から「ブーン」を音が。
この公園にはラジコンの飛行場もあるようで、ラジコン飛行機が気持ちよさそうに飛んでいました。