町のあちこちに彫刻があるんです。
私の町内会の集会所(おいらせ町古間木山連合会)に、こんな素敵な彫刻作品があります。
実は、、、
おいらせ町には、このような彫刻が色々なところに多数設置されていてます。
なぜおいらせ町にこのような彫刻があちこちにあるのか?
と、ずーっと気になっていました。
調べてみると、とても有名な彫刻家さんの作品であり、
それは、彫刻家さんと町民が一体となって制作した作品ということがわかり、
とーってもびっくりしました!!
テーマ“親子”
彫刻家・向井勝實氏(青森県東北町生まれ、大間町出身 栃木県那須町在住)を迎え、おいらせ町が合併する前の旧下田町で、『2003 彫刻の森しもだ彫刻制作会』という全町民参加型イベントで、制作されたものです。
樹齢200年以上の青森ヒバを使用し、平成15年9月15日から約1ケ月間、子どもから老人まで、数多くの町民と近隣の人々が一体となって制作に取り組み完成させました。
参加人数、延べ約1,100人の超大作!!
各集会所前や児童館、公共施設に、作品数 約35点が設置されています。
上の画像の作品は、おいらせ町本庁舎に設置されている作品「親子」です。
こちらは、北部児童館「みらい館」にある作品です。
児童館らしく、とてもかわいらしい表情の彫刻です。向井さんが彫った作品だそうです。
こちらは、『生涯学習フェア2000彫刻制作会』というイベントで製作された、
おいらせ町『縄文の森イベント広場』に設置されている作品 『家族』。
生涯学習フェア2000彫刻制作会は、人間性豊かな文化的生活の創造と生涯学習の振興を図ることを目的に開催され、こちらも子どもから老人まで数多くの町民と近隣の人々が一体となって制作に取り組み完成させたものです。
素材は、樹齢350年以上の青森ヒバの巨木。(江戸時代初期)
この彫刻は、白鳥飛来地である間木堤のある下田公園の隣にあり、週末にはよく遊びにいっていますが、何かあるな~と思っていたけれど、実際じっくりみたことはありませんでした。
今回、改めて作品を見に行きましたが、自然の造形を生かしたフォルムが、周りの自然と調和して、時間を超えた美しい空間を生み出していました。不思議な形と圧倒する大きさで、ずっとそばにいたいような、樹齢350年以上の青森ヒバのパワーとあたたかみを感じます。
こんな素晴らしい芸術が身近にあることに、向井さん、青森県、おいらせ町に感謝したいです。