巨大アップルパイ　ギネスに挑戦する会

　『巨大アップルパイ　ギネスに挑戦する会』　皆さんご存知でしょうか？その名の通り大きなアップルパイ作りに挑戦する会で、『えびな農園』の蛯名稔さんが会長をされております。
　これまでは主に弘前市のカルチュアロードなどに出店されていたそうですが、今回８/１～８/７までの青森ねぶた祭り期間中、青森市のアスパムに出店されたので、今回はその時の模様をご紹介したいと思います。

　写真は製作過程の一部です。直径が２ｍもあるため作り方も豪快です！
　準備が整ったらいよいよ窯の中へ・・・

　この窯は両側からバーナーで焼き上げる仕組みになっていますが、温度や焼き時間の調節が難しく、今まで試行錯誤が繰り返されてきたとのことです。そして待つこと約一時間半・・・

　窯から出すと香ばしい、甘～い香りが周囲に広がります。

　あとはバーナーで表面に焼き目をつけて完成です。

　この直径２ｍのアップルパイ、まずその大きさに圧倒されます。約８００食取れるのですがただ大きいだけではなく、使用するリンゴは『栄黄雅』と言って皮が薄い黄色で酸味が強いお菓子作りに適したリンゴなのですが、まだ市場には出回っていない品種だそうです。その貴重なリンゴを４００個惜しげもなく使用してできたアップルパイは生地は程良くしっとりとし、リンゴのフィリングとのバランスが絶妙で甘さも丁度良く本当に美味しいです。（因みに焼き立ても美味しいのですが、少し時間を置いたものの方がバターがよくなじんでより美味しく食べられるそうです。）

　このアップルパイは普段ここに行けば食べられるというものではないのですが、直近では９月１２日（日）に弘前市土手町通りで行われるカルチュアロードにお目見えするそうです。もし見かけたら是非一度試してみて下さい。