8月16日、「JOMON 亀ヶ岡遺跡まつり2010」に参加してきました。
会場は、つがる市木造にある「しゃこちゃん広場」です。
亀ヶ岡遺跡は、江戸時代から知られた遺跡で、下の写真の
遮光器土偶はこの亀ヶ岡遺跡から出土されました。
つがる市教育委員会による遺跡発掘報告(佐々木さん)によると、
この遮光器土偶は現在国宝ではありません。
その理由は、これがどういう状態で発掘されたかが分らないからで、
「片足を見つけてくれば国宝に登録可能」と言われているそうです。
亀ヶ岡遺跡から、必ず片足が出てくる。つまり、そう遠くない将来に
国宝に指定されるであろう、というお話でした。
縄文荒吐会らの演奏や踊りのあと、
最後は縄文ねぶたが木造亀ヶ岡地区を運行。私もついて行きました。
歩いてみると、亀ヶ岡遺跡はかなり広範囲です。
森のように木が生い茂り、街灯もない帰り道はかなり怖かったですが、
形を変えずに残っている亀ヶ岡遺跡から、縄文時代へタイムスリップ
したような気分でした。
ザザザ奥津軽のサイトに、上の写真と縄文ネブタが出陣する様子を、動画で紹介しています。
http://kamiki-labs.com/zazaza/2010/08/27/%e5%87%ba%e9%99%a3%ef%bc%81%e7%b8%84%e6%96%87%e3%83%8d%e3%83%96%e3%82%bf%ef%bc%a0%e4%ba%80%e3%83%b6%e5%b2%a1%e9%81%ba%e8%b7%a1/
<縄文や遺跡に興味がある方へ>
県内の縄文を世界遺産に登録しよう、という動きがあり、
9月いっぱいは八戸市、七戸町、青森市などでイベントが
開催されています。ぜひお出かけください。
http://www.net.pref.aomori.jp/jomonfan-aomori/newsEvent/
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