弘前公園のすぐそばに拡がる、「津軽藩ねぷた村」のお土産売り場コーナーに一歩入ると、たくさんの金魚ねぷたがお出迎えしてくれます。
そもそも金魚ねぷたとは何か?
弘前では藩政時代、時の津軽の殿様が金魚を愛好したことから、家臣の武家たちは、殿様の意に沿うために金魚の配合に改良を重ねます。結果、津軽の金魚は「津軽錦」と称されるに至るのでした。そのため、金魚を飼うことは裕福な家の者にしかできなくなってしまったのです。
それでも、鮮やかな金魚にあこがれた津軽の農民たちは、竹を丸めて輪を作り、これを組み合わせた上に紙を貼って、墨でかわいい顔を描いたものを、金魚として子供たちに与えていたそうです。このならわしが、金魚ねぷたの始まりであると言われています。
そして時は流れ、二十一世紀の現在、金魚ねぷたには仲間がずいぶん増えたようです。
これは十二支のねぷたでしょうか。金魚に負けず劣らず、どれもかわいらしいですね。
もちろん、今の世も主役は金魚。ねぷた以外に、様々なグッズが目につきます。
キャップにがまぐち、他にもハンカチ、扇子、などなど……。こちらは、金魚かたたたきだとか。
こんなかわいらしいのでは、思いっきり肩をたたけない気もしますけど、まあそれはそれとして。
金魚ねぷたとそのたくさんのお仲間に会いたければ、津軽藩ねぷた村へどうぞ。いろんな楽しみが詰まった、弘前観光のメインスポットのひとつであります。
津軽藩ねぷた村
弘前市亀甲町61
電話:0172-39-1511
いっちーさん
僕も金魚ねぷたの由来は、今回初めて知りました。
そして津軽の金魚がそんなに高級だったということも^^;
コクトーさん
ワールドカップ仕様! それは初耳でした。
自分もぜひゲットしてみたいです。
akky
2010.08.31
金魚ねぷたかわいいですよね(^^/
私はサッカーワールドカップの時の、ワールドカップ仕様金魚ねぷたにかなり惹かれました♪毎回作っているらしいので、次回は必ずゲットしたいと思ってます☆
コクトー
2010.08.27
きんぎょねぷたにそんな由来があったとは。
面白いです。
いっちー
2010.08.27