9月4日・5日 青森県立三沢航空科学館にて開催された『エコ・エネルギー』イベントに行ってきました。
そこで出会ったのがコチラ!!
八戸市 東北自動車(株)&(株)エコブリッジ製作、中古車をリユースした電気自動車です!!
この電気自動車は、中古車のダイハツミラを活用し、エンジン・マフラー・燃料タンクなどを取り外し、駆動用モーター・コントローラー・バッテリーを搭載することで、「ガソリン車」から「100%電気自動車」へと変身させた次世代自動車です。
少し前に、TVで見てちらっと知っていたのですが、ここで完成車に会えるなんてラッキー!!
東北自動車(株)さんは、自動車整備工場なため、改造することはお手のもの。そこに社長さん&社員さんの環境への熱い思いが重なって、この第1号車がついに完成!!
7月29日に車検を無事合格し、ナンバー取得したばっかりのホヤホヤです。
この八戸イカのデザインは社長さんデザインだそうです。超かわいい☆
青森県が電源になっているのがとってもいいですね。
うしろ姿もキュートです。
さっそく、試乗させていただきました。
シフトはマニュアル。3速でスタートします。
シフトチェンジの必要がないので、クラッチはありません。
平坦な道を走るときは4速にシフトチェンジしてecoに。
キィーンというかすかな音と共に発進。音も静かです。
加速も普通の軽自動車と変わりなく、スイスイ走ります。
キンチョーしていたので、遠慮がちに35km/hくらいしか出さなかったのですが、速度もバッチリ出ます。
そしてバックが特徴的!
「バックします。ご注意ください」の女性アナウンス付!!
感激☆とってもいいですー!!!!!
というのは、ご存じの方も多いと思いますが、現在走っている電気自動車は、音がとっても静か。はっきりいって無音です。
だから、車が後ろから来ていることに歩行者は気が付きません。
以前、私もムスコもひかれそうになりました(>_<)
なので、低速の時だけでも何か走っている音をつけてほしいと切望します。
現在、国交省の方で検討中だそうで、早期決定をお願いします。
ということで、この電気自動車は、発進時「キィーン」、バック時「バックします。ご注意ください」付なので、環境にも人にも優しい車なのです。
この次世代マシーン内部のご紹介です。
こちらがボンネットの中身。意外とシンプル。
後部座席にバッテリー積んでます。某TV番組の車みたいです。
ここに電源をつなぎます。100Vの電源で7~8時間の充電。55~60km(時速40km)走るそうです。街乗りには充分です。
この電源を差し込みます。もう片方の電源の先はおなじみのコンセントがついています。複雑に思いがちな電気自動車ですが、意外とシンプルで普通の家電感覚?
次世代の夢を追いかける
この電気自動車を作るにあたり、ゼロからの出発。たくさんの苦難を乗り越えここまで完成させたそうです。それだけに社長さん、社員さんの想いの深さが、お話を聞いてとても伝わってきました。
この中古車を電気自動車へとリユースする取組は、まさに次世代を象徴するものと思います。また、現時点での公道を走れる車としては、究極のエコカーではないでしょうか。
今後は、走っている間に充電ができたり、ソーラーシステムを乗せたり、と次への技術挑戦には限りがありませんが、青森からの新しい環境展開を期待しています!!!
頑張ってください!!
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